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ブルーグレイな日々とデザインのメモ帳

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魔女の宅急便

毎年のことなんだけど、この時期に、旅の準備の1つとしてなんとなく映画を見ることが多い気がする。映画をきっかけに行き先を決めたり、目的地へのイメージを映画で高めたり。

今回も、そのつもりだったんだけど。
「魔女の宅急便」スタジオジブリ・1989

深夜に、まんまとハマっちゃいました。朝起きたら目が腫れてるぐらいに。

「わたし、前は何も考えなくても飛べたの。でも今は、どうやって飛べたのかわからなくなっちゃった。」
と、主人公キキ。
そういうことってあるよね、と思いつつ、でも今は、その飛べなくなってしまっていることにすら気づかずに過ごしてるんじゃないか、とか。13歳の魔法使いの少女に、いろいろと重ね併せてみたり。

オープニング曲である「ルージュの伝言」が作品として取り込まれてるのも、ジブリ作品としては珍しいんじゃないかなぁ。自然で、イイ。
エンドロール見てて、クロネコヤマトの宅急便がスポンサーについていたのも始めて気づきました。なるほど、黒猫つながりか。

キキの声優である高山みなみさんの声もすばらしく。なんだか旅とは切り離して、またすごいものみちゃったなぁという感じ。
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金賞

以前もエントリした九州新幹線全線開業CM。

ちょっと前の話になりますが、みごとカンヌライオンズ国際クリエイティビティフェスティバルで金賞を獲得。

大好きすぎて、DVD買ってしまいました。
28分のフルバージョンも収録。

JR九州商事の楽天ストアで売ってたんですけどね、即完売で今はもう売ってないみたい。そういう売り切りの潔さもまた、いいよね。
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愛される

こういう時だからこそ、明るい映像に救われます。
広告のもってるチカラも、まだまだ捨てたもんじゃないなぁと思ったTVCM。
ぜひ一度、見てほしいなぁ。

震災の影響で祝典なんかは全部キャンセルされてしまったけれど、3月12日に九州新幹線が全線開通しました。そのキャンペーンとして、試験走行する新幹線にカメラを積み、沿線のみんなを撮影して縦断。(ウェブサイト

九州人の気質なのか、新幹線開通の影響力の大きさか。それとも編集のチカラか。まぁどれでもいいのだけど、とにかく映ってる人が楽しそうで、そして、わざわざみんなで新幹線を応援してる。それを見て、ボクはなんとなく元気づけられてる。
これって何なんだろうって思うわけです。

最近の、僕の中にあるもっぱらのトピック。「愛される」ということ。
恋愛観とかそういうんじゃなく、もっと即物的で、でも人間臭い、愛される“ハードウェア”。変化を許容しながらも、長く存在し続けるために。
このCMには、その「愛されているもの」が、しっかりと捉えられている気がします。

ふだんはこっぱずかしくて口に出せないけれど、でも、何かをつくるということにおいて、いま1番気になっていること、「愛される条件」。それって何なんだろうなぁ。
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合意形成のプロセス

大阪では、たった1週間っていうわずかなアンコール公開。お誘いを受けて、なんとか観ることが出来ました。

純然たるドキュメンタリーだっていうのは分かっていたので、連日の寝不足たたってもしかすると寝ちゃうかも…と思ったら、面白くって最後まできっちり楽しんでました。
これは良い映画、映像資料ですぞ。

オランダ、アムステルダム国立美術館の改装プロジェクトの裏側を捉えた秀作。
コンペによって選ばれた改装案が、市民の声によってストップし、プランが変わり、工事が止まり、入札に失敗して予算オーバー、工期がまた延期になる。そんな、まさにてんやわんやな状況がきっちりと捉えられていて、ハラハラしたりイライラしたり、ドキドキしたりウンウンと頷いたり。プロジェクトの規模は違えど、自分の置かれている状況と重なって見えたからかもしれない。

多くの人が関わるひとつのコトやモノをまとめていくための合意形成のプロセス。

これってとっても難しいのです。
全員が納得できるものをつくりたい。超絶的なバランス感覚とデザインスキルがあればそれが可能なのかもしれないけれど、そう、これってとっても難しいのです。
「誰もが悪くない」という判断を積み重ねたところで、出来上がるものは結局「誰も良いと思わない」だったりする。
映画の中で、建築家がぼそっとひとこと。民主主義の悪用だ、と。

そういう時は思い出すのです。「みんな言う。『個人的には好きだけど…。』その素直な気持ちに応えたい。」とは、深澤直人さんの言葉。
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War is drug

風邪っぴきの週末は。

金曜日の帰り道、最後の体力絞り出してツタヤへと。DVD3枚借りてきて、おとなしく自宅待機の体制を整えて。結局、金曜の深夜から土曜日にかけて4本の映画。『CHOKE(邦題はセックス・クラブ)』、『カイジ』(テレビ放映の録画で、たまたま)、『パレード』。

この3本もすごく面白かったのだけど、ダントツはこれでした。 

アカデミー賞6部門で受賞したと聞いて、そういう“メジャー感”を予測していたのだれど、全く良い意味で裏切られ。『ダークナイト』以来、久しぶりに味わう緊張感に、足の裏まで汗かいていました。

戦場での、爆発物処理の特殊部隊を描いた物語。
特別な、1つの標的に向かって話が進むのではなく、日々の積み重ねが折り重なってストーリーになっていく。必要以上にドラマチックでもなく、でも非日常的な場面の連続は、多少説明不足な脚本によって観る者が積極的にコミットすることを強要しているようで。

有名なスター俳優も出演してなくて、それ故にこの人は生き残るな、という安心感が無い。だから本当に、いつ誰が死んでもおかしくないという、内蔵をえぐられるような緊張感があって、足の裏まで汗びっしょりなわけです。

タイトルは、映画のモノローグに出てきた言葉。戦争は麻薬だ。物語の最後の最後、妙な虚脱感に襲われる瞬間にまたこの言葉が頭をよぎる。2010年、ボク的最高傑作になる予感がします。えぇ。
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ソラニン

大好きな映画。DVDを借りてきて、通算3回目の鑑賞。
「ソラニン」 監督した人、三木孝浩

大好きなシーン。ビリーが芽衣子を迎えにいって「種田のこと、もう大丈夫か?」と聞く。ただそれだけなんだけど、ボクはいっつもここで泣いてしまう。

ピーターパンシンドロームというか、執行猶予期間というか。
この映画をもうすこしだけ早い時期に観ていたら、きっと今とは全然違う気持ちになったのかもしれない。そう、自分でも思う。

こんなステキな映画をつくってくれた、ミッキーさんこと三木監督に感謝。
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言葉と音

うちのHDDレコーダーが故障中なので、最近めっきり見たいテレビ番組が見られなくなって。この番組もそう。Part1は見事に見過ごしちゃった。
でも、Part2はなんとか。

ゲストはサカナクションの山口一郎さん

基本的にはホストの佐野元春さんとゲストの対談という形式ですすんでいくのだけど、それが実は学生に対する“講義”という体裁をなしているのが面白い番組。
今回は特に、ワークショップ形式ですすむ。

サカナクションの楽曲は、いろんな音が実験的に重なる音そのそもにもインパクトがあるけれど、山口さんが紡ぐ歌詞にもかなり特徴がある。ある人はそれを文学的だと表現するけれど、なんというか、日常に潜む非日常的な“フック”がたくさん仕掛けれてます。
なので番組は、歌詞に重点的な内容。

言葉の意味、無意味さ。一見無関係な言葉が郡になった時に表れるストーリー性。言葉が音楽に乗ることによって見える多義性、意味深さ。そして誤解。

佐野元春さんって、もっとハチャメチャな人だと思ってたら、とても印象的に、深く何回も相槌を打ちながらゲストの話を聞いていて。時折ものすごい瞬間的な判断をもって進行していくその姿に、なんだか感化されてしまいました。

こういうテレビ番組が、ボクが学生だった頃にもあったら良かったな。
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赤、原色、母

 今年もちょっとだけ長めのお休みがとれそうなので、さっそく飛行機のチケットを押さえるとこまで。旅行代理店にいくつか候補だけ伝えて、一番最初にでてきたところに決めてみました。と、あまりにも考えなさすぎて、後日ちょっとだけ変更したのはココだけの秘密。

ここまでが順調なのは毎年のこと。相変わらずその先のことはまだ未定で。
フィンランドのときの『カモメ食堂』とは逆パターンで、今回はその国にちなんだ映画を観てみようと借りてきて。
『オール・アバウト・マイ・マザー』

何年ぶりだろう。一度見た映画を見直すなんて滅多にしないので、逆に新鮮。

初めて見た時は、どこの国の映画か、なんて気にしなかったのだけど、あぁ、そういえばと思い返しながら。
映画はとても濃い色彩に彩らた、原色のイメージ。そして、赤。その国のイメージとも重なる。
そこにすべてを包み込む、強い母の像。

寓話性の強いストーリーだけど、それでもなんだかそんな話がすぐ隣に転がっていそうな。そんな感覚がわき上がってくる。そしてなにより映像が、情熱的で美しい。


実はもう1本借りてきているのだけど、それを観ると恋したくなっちゃいそうなのでとりあえず様子見中。偶然にも、またペネロペ・クルスさんが出てるなぁ。無精髭のダメ男になりたい。
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とまどい

最近テレビを見れていないから、ハードディスクには録りためた番組がいっぱい。
ふだんは見ない番組が録画されているのに気付いて、再生ボタン。するとあぁ、これでかと。
NHK「課外授業〜ようこそ先輩」

ナガオカケンメイさんが先生、の回。もちろんテーマは“デザイン”。

深沢直人さんの回と同じように、自分がセレクトしたプロダクトに、生徒に触れさせる。起こるのは歓声、感嘆、笑顔、まなざし。
そして。

次にくるのが“とまどい”。
その姿を見てナガオカさんはたしかにほくそ笑んでました。

そう、実はテーマはデザインでなく、とまどい、だったんじゃないかと思う。

とまどいによって起こる思考によって、考え方の幅が広がってく。既成概念が壊されていく。新たな視点が手に入る。
そういうことが、テーマだと思ったのに、最後の着地点が「ロングライフ」に絞られてしまっていたのは、成功だったのかな。編集のせいか。
ふと、そんなことを考えたり。
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Avatar

映画をわざわざ映画館でみるかどうか。っていうのは結構迷う。たいていはDVDでね、見れば良いので。

でもでも、最近話題の「3D」となるとそうはいかないなぁと。家ではさすがに見れない。困った…というわけで、普段はSFもアクションもあんまり見ないのだけど、技術開発が映画に新しい市場を生み出す現場に、のこのこと繰り出してみるわけです。
Avatar』 監督した人、ジェームズ・キャメロン

シアターの入り口で渡される、大仰なメガネを掛けて鑑賞。このメガネをかけてる姿は、あんまり人に見られたくないなぁ、とかね。
あと、メガネが顔に合わないと映画に集中できないだろうな。少なくともボクが行った映画館のは、そういうフレキシブルなデザインではなかったので。そういう配慮が、これからきっと必要。

で、3D。見事に飛び出します。ぐいん、って感じ。思わず避けちゃうってとこまではいかないけど、それでもドキッとするぐらい。こういう立体映像は、むかーしからあったような気がするのだけど、これだけの大画面だとなかなか新鮮味があります。

個人的に久しぶりの娯楽超大作。内容てんこもり、常時ハイテンション。
映像にまぎれて見失わないように、っていう意味だと思うんだけど、字幕に黄色い文字が採用されてました。それぐらい、緻密で精密でぎゅうぎゅう詰めの映像。
見終わった後はすっかりグッタリ。慣れてないからかなぁ。

奥から手間への動きが、3Dではスゴく効果的に使えるから、映画の演出自体に変化がありそうな。横スクロールよりも、パース方向で活きる絵作り。新しい表現手段に見合った方法論が、これからドンドン出てきます、きっと。
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