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ブルーグレイな日々とデザインのメモ帳

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続・サードウェーブ

コーヒー音痴な僕も、流行ってるものにはやっぱり興味がありまして。サードウェーブコーヒー、流行ってますね。代表格はブルーボトルでしょうか。

サンフランシスコはそんな第3波がたくさんあって、幾つか行ってみたのでした。

Sightglassの店内。

Ritual Coffee Roasters、Four Barrel Coffee、Sightglass、ポートランドではStumptownへも。サードウェーブと呼ぶにはちょっと大型で異質だけど、シアトルのスタバ新業態「Reserve.」にも。

第3波の定義というと、その場で焙煎、シングルオリジン、一杯ずつ“ドリップ"する、こんなところでしょうか。
味については正直なところ、違いはわかるものの、客観的評価を下せるほどの能力が僕にはなく、自分の好みでしか語ることができないのでここでは省略。

ひとつ、第2波との大きな違いは、Wi-Fiがないこと(Reserve.にはあったけど)。生活の中の“サードプレイス”を目指したスタバを始めとする第2波は、日常生活の延長としてそこで過ごす時間・体験を重視したのに対し、第3波は、純粋にコーヒーとともに過ごす時間を楽しみに来て欲しいというスタンス。連続する体験と、独立した体験、の違い。この違いは、些細なようで、結構おおきい。

そして、こういう些細な性格の違いが利用者に響いてるって、とても面白いなぁと思ったり、結局いろいろ循環してるのね、と思ったりしたのでした。
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カストロ

筆舌に尽くしがたい経験、とはこういうことをいうんだろうな。

6月から、月の3分2ぐらいは旅に出ております。6月は、西海岸へ20日間ほど。まず始めに訪れたのはサンフランシスコでした。観光も建築もミュージアムもビールも美味しいご飯も、そして何より街の雰囲気を堪能したんだけど、何よりここが一番印象的だった。

Castro / カストロ

Airbnbで探した宿があったのが、たまたまこの地区。ゲイのカップルのお宅にお邪魔してました。ここカストロ地区は、世界のLGBT文化のオリジン、と言っても過言ではない地区だと思います。街の至る所にレインボーフラッグが掲げられていて、そして、なんと横断歩道までもがレインボーカラー!

街角のバーに入ってビール飲んでたら、隣のおじさんが「ココは、世界で一番古いゲイバーなんだ。大きな窓がある、ね。」って教えてくれました。初めは意味が分からなかったんだけど、考えてみるとなるほど昔はここアメリカでもゲイバーってアンダーグラウンドな存在だったんだなぁと。

運良くLGBTフィルムフェスティバルの開催期間中。行きたかった1910年創業のカストロ劇場でLGBTをテーマにしたドキュメンタリーを観ることもできました。これがまたすごく良かった。LGBTコミュニティーの歴史を、個人が撮影したホームビデオから紐解いていく映画。今ではまぁ、特殊とは言え社会的に認知されているこのコミュニティーも、当事者たちの努力と、社会との闘争によって勝ち取られたものなんだなぁ。

見るもの、感じるもの。その全てが今までに経験したことのないものばかり。旅のことを書くのは何となくニガテなので、伝えきれないのがとても残念。
自分の知らない、所属コミュニティの外側の世界を、「無きもの」として扱ってしまうことの怖さ。そんなことを感じたのでした。
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いま

この夏は、アメリカ国内外を飛び回っておりまして、なにかと更新が滞り気味ですゴメンナサイ。
こちらでの生活も、予定のほぼ半分が終わりました。というわけで、一度ここらで渡米した目的を自分なりに整理しておこうかな、と思いまして。個人的備忘録なので取り留めのない長い乱文ですが、お時間持て余してる方だけお読み下さいませ。

ボクはいま、アメリカの内陸部にある中ぐらいの都市でビジネスのお勉強をしております。いわゆるMBAというヤツですね。縁もゆかりも予備知識もない町に来た理由は、大学がデザイン思考のカリキュラムを持っていたから。流行ってますね、デザイン思考。でもまぁデザイン思考がこんなにももて囃されるずっと前から深澤直人さんやトム&デヴィット・ケリーを追いかけてきた身としては、やはり一度身を投じてみたいという気持ちがありました。で、いまココ。

いわゆる“正当派デザイナー”になれなかったボクですが、いろいろな経験と出会いを経て、自分なりのデザイン観というものはなんとなくありまして。社会に出て9年が過ぎて、やっぱり何か頂いていたモヤモヤをブレークスルーするには既存のシステムの輪廻から脱する方法を考えないと、何も起こせないんではないかという気持ちになっていたのが数年前。そこで“ビジネス”というものを学ぶことと、デザインすることがなんとなくリンクし始めたワケです。画を描き、美しいモノをつくることだけがデザイナーの役割ではなく、むしろ“デザイナー”という言葉の枠に捕らわれすぎているんじゃないかなぁと。

こちらで勉強していてわかってきたことといえば、現代の社会は経済社会、あるいは資本主義社会の原理にフィットするように出来てるってこと。でもって、さらにわかってきたのは、こいった人が産み出したシステムなのにもはやアンコントローラブルな状況になっちゃってるんじゃないか、ということ。
日本という、世界的に見てもある種とっても特殊な状況に置かれている国で30余年暮らしてきて、それが本当にこれからも維持できる幸せな正解なのかということへのギモン。ならば、その弱点を探そうではないか、「敵を知り己を知れば百戦殆からず」的な発想で、ビジネスを学ぼうということになったわけです。(個人的にはこのなんでも“戦さ”に例えられてしまうのもヤなんだけど。)もちろん、それをデザインという視点から解き明かすという個人的展望は忘れずに。それがボクがいまここにいるモチベーションだったりします。

最近のボクは議論の中で、”challenge to capitalism”という言葉をときどき使います。文字通り、資本主義への挑戦。アメリカのビジネススクールでそんなことを言う人はまぁいないんだけど。
アントレプレーナーの講義をして下さっている先生との議論の中で、なぜ人はそんなにビジネスでお金を稼ぎたがるのか、稼がなくてはいけないのか、という質問をしたときのこと。“それは違う。お金は目的ではなく、成果を計る指標でしかないんだよ。偉大な人は、だれもお金のために働いてるわけじゃない。”と言われました。ドラッカーも言ってます「利益は目的ではないし、動機でもなく、企業が事業を継続・発展させていくための条件である」と。うん、まぁそれはそれで理解はできるのだけど、ではその指標変えることは出来ないのか、という疑問もやっぱり浮かんでくるわけです。(ドラッカーはお金ではなくProfitという言葉を使ってるんで、意外に本質を突いているのかもしれないけれど。)

だから今ボクは、簡潔に言ってしまうと、これからのことを考えるためにまず既存の枠組みを知り、考え方のバリエーションを増やす、ということをしてるのかもしれません。ボクの回りにいる人たちは、日本にいるときには考えられなかったほど多様性に富んでいるし、考え方も思想も様々。そんな中にあって、いわゆる「デザイナー」になれなかったボクが、これから何をどうデザインしていく人になれるのか、今年もう35歳になっちゃいますが、今はそういう想いを持っていて、結構ワクワクしています。
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着地点

どの世界でもそうですが、いわゆるビジョンというものが求められています。どこを着地点とするか、という遠い彼方の目標を見定めること。これを描くことは、優秀な人材に求められる必須の能力。
でもなかなかそれは上手くいかない。なぜならそれがものすごく遠くにあるから。はたまたそれが「正しい」ことなのか、確固たる自信がなければそれを人に表明することすらなんだか恥ずかしいことのように思えてくる。(これはやや日本人的な発想で、本来は間違えることが当たり前、それをどう軌道修正するかが本当の能力だったりするのだけれど。)

本来、未来は予測不可能なもの。でも、その不確かな未来との距離を縮める手立ての一つがデザインシンキング(も少し突っ込んで言うとラピッドプロトタイピング)のような気がしています。早め早めに向かうべきマイルストーンをカタチにして、ダメならばサッサとつくり変える。遠くにあるものと、現在地点との距離を縮めるための作業。アタマとカラダを同時に動かす作業である、というところもなかなかポイントが高い。
ゴールに向かって走り続けるための、やる気の自家発電のようなものでしょうか。
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デトロイト

車で3時間弱、近いような、遠いようなデトロイトに行ってきました。実は渡米前から気になっていたスタートアップがあって、今回はそこがガイドしてくれるスプレーアート(グラフィティとストリートアートを合わせたようなイメージでしょうか)を巡るツアーに参加してきたのでした。

2013年に財政破綻する以前から、街(特にダウンタウン)はアブナイと聞いていたのでビビってたんですが、実際行ってみて感じたことと言えば、気を抜いちゃ行けないなってことでした(笑)。テクノミュージックの産まれた街でもあるのでクラブなんぞのぞき見したかったのだけれど、その勇気も出ないほど。

街の成り立ちの歴史的背景は財政破綻以前からいろいろあるようなのでここでは割愛するけれど、街のスケールというか都市計画がもう人間を寄せ付けないスーパースケールなのが印象的。基本的に車がないと生活できないし、(冷たい雨の日曜日だったことを差し引いても)街中の歩道を歩いてる人も結局ほとんど見かけない。(人がいない、というわけではない)
道路はそこら中冠水してるし、インフラのメンテナンスが追いていないのが一目瞭然。橋桁の下なんかでは道路が池みたいになってて、立ち往生している車もちらほら。

そんなネガティブなイメージが先行しがちな街ではあるけれど、次のステップへ進めるべくいろんなことが渦巻いてるのも同時に感じることができました。今回巡ったスプレーアートもその1つ。

Splash Muralsの、消火器を使ったやつ。9階建てのビル一面の大きさ。

冒頭にガイド役のMattから投げかけられた質問は、「グラフィティとストリートアートの違いって何だと思う?」でした。1つの帰着点はというと、それがlegal(合法)であるか、illegal(非合法)であるか。もしくはある種のヴァンダリズムと言われるような文化破壊がグラフィティで、それがクールなものとして受け取られてコマーシャリズムに迎合したものがストリートアートだ、っていう見方もある。

デトロイトの街中は普通の街に比べて明らかに荒廃しているし、そこら中にグラフィティが溢れてる。グラフィティが少ないエリアは、「あぁここは人が“キチンと”生活してるところだな」っていう安心感すらあるほど。
でもデトロイトの面白かったところは、ブラック(非合法)なグラフィティを、用途のなくなった壁(もしくはただの壁)にオフィシャルに(ホワイトに)開放して、なにが合法で何が非合法なのかすら曖昧なグレーゾーンを拡大し続けているところにあると思う。行政がラクガキ対策としてやる壁の開放なんかじゃなく、街で生活してる人たちがそれを進めてる。
それは従来的な意味でいう街の“美化”ではないのだけれど、確かに文化的な、あるいは俗として受け入れようとしている。ストリートの文化なので、コマーシャリズムとの結託を忌み嫌うアーティストもいるらしいのだけど、そういった動きともまた違う感じがする。

MEGGS (houseofmeggs.com)

今回お世話になったDetroit Bus Companyは、財政破綻後に縮小してしまった公共交通をカバーするために立ち上げられたスタートアップ。いわゆる私立のバスカンパニー。古いスクールバスを活用し、スプレーアートをバス本体に施して(アーティストのタギングまであった!)、堂々と小中学生の通学や都市観光の一端を担っている。
彼らは実に自由で、楽しそう。これが一番重要なポイント。公共サービスってなんなのかね、とも考えさせられた今回のデトロイト。
なんだか上手くまとめられないのだけど、このごちゃごちゃとしたモノを早めに定着させておいた方がいいかな、通ってそのままエントリー。

※掲載した2つのスプレーアートは両方とも合法とのこと。
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NYCxDESIGN

ふとネットで目にしたサイトを見てからこりゃすぐにでも行かねばならぬと、慌ててチケット予約してニューヨークに行ってきまして。

NYCxDESIGN。

東京デザイナーズウィークのように、起業スポンサーがたくさんつく見本市的なものかと思っていたらそうではなく。もちろんそういうイベントや企画展もあるんですが、もうすこしアカデミックな性格のレクチャーや卒業・修了展示がたくさんあって、派手でエッジなイベントというよりは至ってまじめな印象。

Pratt Instituteで行われていた”Policy, Meet Design"という公開レクチャーにも参加させてもらって、デザインというものが入り込んでいる領域の広さにただただ驚くばかりでした。
テーマからも分かるとおり、社会中で役割を果たすデザイン、というものが実例と共に。ディスカッションのサブテーマは"Human centered design and government"。もうガッツリと「Government」と言ってるあたりがすごい。

パネリストたちがプレゼンテーションした内容は、刑務所、学校のランチルーム、女性起業家支援、警察の地域進出と、一見デザインとは何の縁もないような領域。それが、リサーチ、アイデア展開、プロトタイピング、アウトプットというステップを踏むことによってしっかりとデザイン的な解決がされている。あぁ、これはもう認識の違いというヤツを見せつけられてしまった感。気合いを入れ直さなきゃいけないなぁと思い直したぐらい貴重な時間でした。

学んだことはたくさんあったのだけど、中でもIDEOのコアメンバーの方が言ったこの言葉が印象的で。
“Measure effectiveness, not just efficiency."

噛みしめれば噛みしめるほど、味の出てくる言葉です。
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Creative Mornings

毎月第3金曜日のイベント。

Creative Mornings CLE

朝8時半から開場して、30分ほど簡単な朝ご飯を食べる時間があって、月替わりのゲストスピーカーが1時間弱あれこれとお話を聞かせてくれる、という感じ。毎月会場が変わるっていうのも、その都市のいろいろなスポットを知ることが出来るのでステキです。今月はパブリックライブラリーが会場。

金曜日の朝、っていうのがポイント。日本じゃこの時間に会社員がイベントに出てくるなんてあまり考えられないけれど、こちらではそれが出来る。“朝活”ほど自己研鑽感は強くないけれど、朝ご飯のおかげでユルい連帯感が生まれてイイ感じです。できればこのイベント日本に持って帰りたいなぁ。
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サードウェーブ

ちまたで噂のサードウェーブコーヒーは、ロスでもちらほら見かけました。イチバン有名なのはやっぱりココかな。

Blue Bottle Coffee @Arts District

スタバとか、いわゆるセカンドウェーブと言われるコーヒーショップとの一番大きな違いは「フレッシュさ」でしょうか。
コーヒーをオーダーすると、一杯ずつ豆を挽いて、ペーパードリップで淹れてくれます。店舗の奥には、大きな焙煎のマシンがあって、まさにその場所で焙煎まで。豆は超浅煎りで、深入りのコーヒーに慣れた舌にはものすごく酸っぱく感じます。これもまぁ、またコーヒーなんだなぁという感想。

CEOであるジェームス・フリーマンも日本の喫茶店大好きと言ってるようで、うん、これは効率化された日本の喫茶店じゃないか、とも思うわけです。一杯ずつ淹れたりするのは、昔ながらの喫茶店なら今でも当たり前にやってる。日本に限らず、パリの小さなカフェとかもそうなんだろうなぁ。
そういう、”個”に根ざした店舗運営がまた、必要とされている時代。

店舗内は結構ガランとしていて、日本の喫茶店のような、ある良い意味でのlazyなリラックス感はありませんでした。コーヒーすすりながらぼんやり店の角に置いてあるテレビ見たり、雑誌読んだりスポーツ新聞読んだり、そういうことをする場所ではないようで。Wi-Fiもなかったので、ラップトップ取り出して作業している風に振る舞う場所でもないらしい。でも流れている空気は清々しくて今っぽく、コーヒーに対する文化背景の違いが感じられてなかなか面白い場所でした。
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謹賀新年

あけましておめでとうございます。
本年も、どうぞよろしくお願いいたします。

まさかこんな日が来るとはあまり考えてもいませんでしたが、今年はロサンゼルスで年越しでした。住んでるところは寒いので、あったかいところでのんびりと。

いつもの海の写真も、ローカルのサーファーとのコラボレーションでそれっぽく@ベニスビーチ。

2014年は人生初の海外生活が始まって、環境も変わったし、それによって自分もすごく変わったんじゃないかと、年の瀬に一年を振り返って考えていました。変わるとはどういうことだろうなぁということも合わせて。

色々と大変なことも多いけれど、決して後ろ向きな気持ちではなく、ポジティブにこの変化と自分が考えるデザインを巡る状況をあれこれ楽しんでいければなぁと思います。

正直なところ、いろんなことが起こりすぎてこのブログの更新もスローペースになってしまってますが、これからも引き続きこちらはのんびり続けていきます。Facebookの方は小刻みに更新してます。プライベート設定になってますので、もし見かけたらメッセージと共にリクエスト下さればお応え出来ると思います。

本年も、何卒よろしくお願い致します。
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マンハッタン諸々

およそ12年ぶり、今回の滞在は4日間だけだったのだけど、いろいろと巡り巡り。大学3年生の時に来たNYは、9.11のテロから半年しか経っていない時期でまだまだ街はグチャグチャの状態でした。まだWTCの跡地は工事ガンガンしているし、都市として100%かというとそうでもないのだけど、それでも個人的になんだか感慨深いNY滞在となりました。

以前行ったときのMoMAは、谷口吉生設計の増築案がまさに工事中で、半分くらいしか公開されておらず。増築部分を含めた全体像を見るのは実は今回が初めてでした。
収蔵作品はもちろん、空間とボリューム、視線と視線が交錯する空間はとても清々しい。ただちょっと混雑し過ぎで、マティスの企画展は見れず。

ハイラインは今回もっとも行きたかった場所。都市再生の仕掛けとしても面白いし、設計はもちろん、計画手腕がその評価に対してグッと前に出てきているのが心強い感じ。一時期の卒業設計で多く提案されていた「表と裏をひっくり返す」というような提案が普通に実現しているし、周辺の開発もハイラインに合わせて進んでいるのがまた興味深い。

ハイラインついでにチェルシーマーケット。ここも元ナビスコのクッキー工場をリノベーションした屋内商業施設。ザックリ、非常にザックリなんだけど、これがイイ塩梅なんだろうね。㋹ギュウレーションの関係もあって、なかなか日本じゃできない場所。

そして同じくチェルシーのガゴシアンギャラリーで村上隆個展。日本ではなかなか評価が分かれているし、個展自体開催される機会が最近はなかったけれど、スーパーフラットだなんだはちょっと横に置いておいてイイと思えるほどのパワー。お金も人力もかかったリッチな作品ばかりだけど、その迫力たるや圧巻でした。
SANAA設計のニューミュージアム。ボリュームを切ってずらした設計は、単なる形態のお遊びではなく、現地に行ってみると巧みに周辺環境へ呼応するための解であることが分かります。

あとは念願のエースホテルに泊まったり、新しくなったフルトンセンター見たり、ソーホーで美味しいハラミサンド食べたり。近年の都市計画も成功して、治安も徐々に良くなっているニューヨーク。ネガをポジに変えて見せるのが、とても上手いんだよなぁ。
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