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ブルーグレイな日々とデザインのメモ帳

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MBP

日々をただ綴っているだけだけど、日々の記録が残っているのはなんか良い。過去のエントリーを見ていたら、前回買ったのはちょうど5年前だったようで(しかも同じ10月24日!)。

MacBookPro 13inch Retina Display(左側)

わが家に新しいMacがやってきました。
コレまで使ってたMacBookには、バウハウスに行ったときにもらったステッカーと、大好きだったヴェデットのステッカーが貼ってあります。

ユニボディの衝撃から5年経った今も、基本的なデザインは変わってない。いや、変える必要がないと言った方がいいか。画面のベゼルが狭くなったり、ロゴがなくなったりしても、基本思想は不変。G-SHOCKの時も書いた、デザインフォーマットがここにも。ソフトのアップデートがリアルタイムに進む今の世の中にあって、ハードウェアデザインのあり方ってこういうことだし、スタイリングではないデザイン強度が求められる。

細かい改良(や省略)はたくさんあって、コストダウンのためにできる、ギリギリのことやってるなぁと思います。ラッチ部分のへこみも、以前はグッと弧を描いてえぐれていたのがシュッと平面的に。角の面取りが全体的に浅くなったのも、切削コストに影響してるような。
個人的にはスリープのインジケーターがなくなったのがちょっとさみしい。プロダクトとして感情的な部分が削られて、よりデキる工業製品としての性格が強まっている気がします。より、“マシン然”とした印象。

あ、そうそう。今回は初めてUSキーにしてみました。配列がちょっと変わって慣れるまでオロオロしそうだけど、キートップがシンプルになるだけで、とっても気持ちがイイ。

と、同時に、JISキーに書かれたたくさん文字や記号が、絶妙なバランスで配置されてたんだなぁってことにも気付かされました。あれだけ小さな面積に、これだけの情報量のせるっていうのは大変な作業だと思うのです。
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ユニバーサル


古くはFireWire、今だとThunderboltやiPod Dockなどなど。Appleの独自規格ってちょっと(どころではないぐらい)曲者。それでもこの端子は、モノとしてとてもよくデザインされてるなぁと思います。

Apple ライトニングUSBケーブル

もちろん見た目だけでなく。
マイクロUSBケーブルのヤなところは、指す前に必ず端子がどっち向きかを確認しなくちゃいけないところ。確認せずに挿そうとすると、十中八九裏表逆で入らないのは世界の七不思議。寝る前の暗闇の中、充電しようとすると必ず失敗して結局電気を付ける羽目に。

この端子は裏も表もなく、どちらの向きも同じようにデザインされてる。このストレスフリー感って、何気ないんだけどなんかイイ。やっぱりイイ。

「ユニバーサル・シリアル・バス」を略してUSBだけど、ユニバーサル度合いはライトニングの方が高い。EUではマイクロUSBに統一しようって動きもあるみたいだけれど、このデザイン思想はなくならないで欲しいなぁ、と。
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先が見える

先日、とある方とお会いする機会がありまして。
某大手ビール会社にお勤めの40歳間近の方。いろいろと今後のために新しい環境へと飛び込もうとされていたので、軽い気持ちでなんでそんなことしてるんですか〜と尋ねたところ、こんな返事が返ってきました。


「なんだかね、この歳になって、ある程度、先が見えてきてしまったので。」と

「先が見える」という表現に、ボク自身おぉ、と感じ入るところがありました。
先が見通せるというと、わりとポジティブな表現かなと思ってたんだけど、見えてしまうとつまらないっていこともあるんだなぁ。

作り手としては、どこまでもコントロールしたい気持ちがありつつも、それだけではつまらない。未知なるものとの遭遇というか、予見できない結末を期待する裏腹な気持ち。良い意味でアンコントローラブルな状況をうまく作り出していくこと。意図しない状況を意図的につくるという矛盾した感じは、とても興味深いというか。どうしたいんだ、って言われそうですけど。

でもなんとなく腑には落ちる、そう思った週末の出来事でした。
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メイクボックス

iPhoneの定位置確保のために愛用してきたSmartBaseiPhone5Sのサイズに対応したものが発売されてなくって、iPhoneの定位置を失ってしまいました。どうしようかなぁと思って、モバイルガジェットの充電台(こんなの)も見てたんだけど、どれも結構なお値段するのね。

ってことで、自作しようと思ってた矢先、イイの見つけちゃいました。
無印良品 ポリプロピレンメイクボックス・メイクトレー

トレーの深さがいい。ボックスの持ち手の穴もメインケーブル通すのにちょうど良くって。中に電源タップとACアダプタを仕込んだら、即席の充電台になりました。

中身が透けちゃうから少し見た面はやかましいけど、ケーブル類はスッキリ。大きくとられた角Rも優しい雰囲気で、お値段550円というリーズナブルさ。充電ケーブルの取り回しが鈍くさいのは、トレーにちょっとした穴を開けるともう少しそれっぽくなるかなぁ。

このメイクボックス。サイズのモジュールがあって、その中で高さ方向にバリエーションがあるので、他のことにも使えそうな気がしてます。うれしい発見。
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