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そのサイズ感のせいか、薄さのせいか、本体デザインのおかげか。空間にぽっかり開いた“情報のマド”っていう感覚がものすごくあって新鮮です。ゴロゴロしながらYouTubeとかUstream見たりすると実感します。ライブ感のあるUstreamのだと、特に。
遠い先の未来を想起させるものではなく、昔描いたちょっと先の未来。ちょっとイイ未来。それが、まさに手の中に納まっている様が、なんとも言えない嬉しさに繋がっていく。そういうデバイスです。
日常空間に開いた情報のマド。誰でも、いつでも、簡単に、楽しく使えるデバイスであることは間違いない。実際両親も、話をしながら抱えたiPadでウェブ検索、なんて使い方もしてるようだし、いわゆる敷居はかなり低く柔らかい、“こちら側”に近いデバイス。
これほどリビングが良く似合う情報端末って、初めてなんじゃないかな。
でもですね。実は弱点も。
ほんとにほんとにパソコンを使ったこともない、持ってもいない人が、「簡単らしい」という理由でiPadを導入しようとしても、できないんですね。なんせまず、立ち上げの時に母艦への接続を求められるので。母艦となるパソコンと、その子機的な役割、っていうデバイス間のヒエラルキーはこれまでのままです。
そういうバリアーは、まだまだある。だから、真にパソコンに取って代わるものというのはちょっと違う。
それでもまぁ、日常生活に新しい風を運んでくれることは間違いないです。もうちょっと、使い込んでみようと思ってます。