最近、アウトプットするばっかりで、頭がスカスカのスポンジみたい。
ツイッターやRSSリーダーと、携帯端末やクラウドのおかげで、単なる“情報”のインプットはすごく効率的に、大量にできているのだけど、それってまたちょっと違って。ゆっくりと、ジワリと脳みその皺に染み込ませるようなインプットを必要としてる、ボク、今。
というわけで、未読の本が山積みになってるのを横目に、今読みたい本をピックアップして深夜のアマゾンでクリッククリック。
3冊。
ティム・ブラウンさんの本は、IDEO関係の2冊を読んでいたので引き続き。
デザインマネジメントの本は、7月からの環境変化ための準備体操に。
そして、「小説の一行目」。
直木賞、芥川賞を受賞した作品の“一行目”だけを並べてあります。順番も作為的にならないよう、コンピューターの乱数で決まったランダム配置。
書き出しの1行目だけで、ぶわぁっと想像力が羽ばたきまくります。ただの言葉なのに。そういうチカラがある。1ページに1作品分しか掲載しない構成になっているので、ページにはかなりの余白があって、そのおかげかもしれない。
1行目だけ、っていうのは、おそらく著作権を侵害しない範囲。実はそこも、この本のウマいところ。1日に3つぐらいをアトランダムに、丁寧に丁寧に。そんな読み方をしてみたいな。