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ブルーグレイな日々とデザインのメモ帳

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結局、好奇心には打ち勝てず。
携帯のキャリアを変更することにしました。
メディアスキンから、iPhone3G Sへ。

あんまり興味もなかったんだけどね、iPhone。ふとした瞬間になんだか気になって気になって。
料金プランの説明もそこそこに、本日よりiPhoneでの生活。
まだまだあまり触ってないですけど、今更ボクがレビューするまでもないプロダクトではあります。そりゃ楽しいに決まってる。もちろん日本語入力はちょっとやりにくい。でもアプリは便利だし、カメラもなかなか使える。

まわりもたくさん乗り換えていて、なんだかにわかにお祭り気分です。iPhoneワッショイ。


とりえずまだメモリの移行ができてないので、お知り合いの皆様にはおしらせが遅れております、ごめんなさい。
電話番号はナンバーポータビリティのおかげで変わらず、メールアドレスは@以下がi.softbank.jpに変わりました。
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集客力

招待状を持っていたのに、当日それを忘れるっていう大失敗を乗り越えて。
とってもおだやかな土曜日は、ぐるり電車と船を乗り継いで。ついでに日本一低い山の近くまで行っちゃったりして。
 安藤忠雄展「対決 水の都 大阪vsベニス」

安藤さんの展覧会へ行ったのでした。
中之島周辺のおっきな模型に、ベニスのプンタ・デラ・ドガーナの中ぐらいの模型に、これまでのたくさんのプロジェクトの模型に。新しいものを得ようとして行くと、物足りない感は否めず。

ただ、人はものすごくたくさん来てるんですよね。展示室ごった返し。
それでも、みんな建物の感想言い合ったり、中之島の大きな航空写真見ながら探し物してみたり、木製の模型をまじまじと眺めたり。しーんと静まり返るでもなく、でもイヤな騒々しさでもなく。思い思いにその場を楽しんでる、遠巻きに場を共有してる、なんだか妙にイイ感じでした。

決してとんがった内容でも、展示でもありません。ただ、ただ分かりやすい。安藤さんの集客力ココにあり。そしてそれは、きっとみんなに届くんだなぁ。

個人的には、マンハッタンのペントハウスの模型。実物があって、ちょっと鳥肌。
いやぁ、最初にあれを雑誌で見た時は、結構衝撃だったもん。ビルに透明のアクリルがズドッと刺さってる感じがね。
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蛇にピアス

原作は読んでいないんだけど、まえまえから見たくって。DVD借りてきて、久しぶりに時間つくってようやく見ることができた。

蛇にピアス』監督:蜷川幸雄

痛さと、痛さと、痛さと。明け方に、蛇のように走る電車の映像が印象的でした。
非常に少ない登場人物しか出てこないところも、なんだか自由なようでまったくもって閉じたコミュニティが点在している現代の状況を掬い取ってるようで。

痛みだけがリアル、という感覚は、ちょっと理解できるような気がします。あ、だから芥川賞なのか。


実は、それ以上にとっても気になってる女優さんがいて。吉高由里子さんがそう。『あしたの、喜多善男』ってドラマで超ギャルギャルしい吉高さんをはじめて見て、なぜだかグイグイ引き込まれてました。つかみ所もないし、甘ったるい声だし。実際会ってみたら話とか噛み合なさそうだけど、そういう存在としてのすごさを、感じてしまったのかもしれないなぁ。透明な女優さんっているけれど、吉高さんはもっともっと“白くて白い”感じがしてます。
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ちゃわん

 白山陶器のお茶碗です。

もう使い始めて5年ぐらいかなぁ、洗い物してたらがっつり欠けちゃったので、またおんなじモノを買ってきました、@D&Department。

白山陶器 お茶碗「白磁千段」


昔は、黒いお茶碗に憧れてまして。黒地に白い米粒っていう、コントラストでご飯が浮き上がる感じが好きだったんです。けどなぜか、だんだんと、やっぱりお茶碗は白だなぁと思うようになり。毎日使うものだから、それほどドラマティックじゃなくてイイんだよ、ってことなのかもしれません。


白一色のようで実はうっすらと刷毛引き(だと思うんだけど)の模様があったり。縁を茶色く塗って、フォルムをパリッと見せる工夫がしてあったり。このお茶碗には、そんなちょっとした“うれしい”が盛り込まれてます。

ご飯の入る内側は、つるんとシンプルで、今日のご飯はちょっといつもよりツヤがあるなとか、ちょっと黄色いなとか、そんなことに気付けたりもして。


あ、ちなみにデザインした人は森正洋さんだったりします。

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ミドリ玉

 思わぬところ(とある食品工場の直売所)で、思わぬカタチでプレゼンテーションされてる観葉植物に遭遇してビックリ。カメラを構えてる人、けっこうたくさんいました。
空中に浮かぶ観葉植物のカタマリ。

鉄骨造平屋建て、ガサッとした内装に、ざくっとしたサイン計画。そんな味も素っ気もない建物に、見た目の楽しさとちょっと不思議なワンダーが差し込まれていました。
空間の味気なさと、不思議な植物たちのコントラストが強いのも相まって、見たことのない風景に。

見上げると、こんな感じ。

普段見慣れてる観葉植物も、こんなふうに見せられると新鮮。

ミドリの大玉みたく、“モサッ”とボリューミーなのがイイ感じ。なにより、頭上にミドリがあるっていうのがなかなか経験としてないです。


水も、天井下に組まれたフレームから自動制御でやっているようで。あとは大きくなりすぎないように、下から剪定すればOK。システムとしても結構合理的なのかなぁ。

見た感じは、とっても面白いです。

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R2C2

 シゴトもそこそこに、シアターBrava!へ駆けつけて。
大人計画 メカロックオペラ「R2C2」

見てきました。
今年2回目のクドカン脚本。
人生3回目の大人計画。

いやぁ、やっぱり面白かったです。むちゃくちゃだけどねぇ。
ライブでやる“舞台”でしか味わえないものがたくさん吸収できます。

たぶん、音楽もそう。今年もどっかのフェス、行きたいなぁ。
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洲本

 何回か行ってるのだけど、まだ行ったことない場所があくさんあるよねってことで、土曜日は淡路島。タマネギと牛の島。

久住章さんのゲストハウスから始まって、洲本市立図書館へも。


洲本市立図書館。設計した人、鬼頭梓


元々、一帯は鐘紡の工場跡地。レンガ造の建物が立ち並ぶエリアの一部を保存しながら、図書館として再生した建物。とはいえ実は正面の構造物と、周囲の外壁しか残されてなくて、図書館本体はまったく新しい建物。下手するとただの書き割り建築になっちゃうんだけど。


スチールのロッドを使ってとっても注意深く、繊細な方法で構造補強を施しながら、建物周囲ぐるりにレンガ壁を残していて。館内のほとんど全部の窓から、そのレンガ壁が見えます。建物中にもその一部が入り込んませてあって。その、なんとなくの“包まれ感”が、新旧を隔たりなく上手く連続させてくれる。こういう残し方もあるんだなぁ。入ってすぐのだだっ広いエントランスコートが印象づける強烈なレンガのイメージも、心のどこかでずっと効いてる。

社会的な機能を失くした建物に、そぅっと、真っ当に別の意味を宿らせるのは至難の業だと思うのだけど、ここではそれが普通に起こってました。


エントランスコート。


すごいなぁと思ったのは、建物の外側に「ここが図書館です!」っていうサインや看板が見当たらなかったこと。初めて行くと、見つけにくいかもしれない。でもここは市民の図書館だから、実はそれで十分機能する。外からは産業遺産が静かに残っているように見えるだけ。その静かさもまた、印象的でした。


館内で使われてるウェグナーのイスも、とてもよくマッチして。何より、もう竣工から10年以上経つのに、それを感じさせないほどキレイに使われていて、あぁ愛されてる建物だなぁと感じたわけです。


いい図書館のある街は、きっといい街だなぁ。そうに違いない、うん。

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お国自慢

ひっさびさ D&Department。
またお国自慢持ち寄りパーティーするって聞きつけて、途中から参戦。

ボクは大阪出身です、ハイ。

お国自慢って案外むずかしい。名産は数あれど、それをわざわざ自慢できるかどうかっていうポイントは、なかなかクリアしにくい。

考えたあげく、ボクはバクダンみたいなお漬け物を差し入れさせてもらいました。

いろいろ美味しいもの頂きましたけど、スパークリング日本酒にやられてしまいました。あれはズルい。
あと、ハートチップル(雨トークで紹介されてたスナック菓子)を食べ過ぎて、ものすごいニンニク臭が。関東のちびっこは、こんな大人味なものを食べてるのかと、これはこれでビックリ。
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