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相変わらず今年もちょっとしたアテのない旅をしたボクですが、これはたしかにね、“やわらかさ”がないとできない旅の方法なのかもなぁとも思ったし、いや待てよ、とも思ったりして。
マラッカのオランダ広場で、丘に登ったら、みんな芝生に一列で三角座り。なんだろうと思って振り返ったら、そこには海と夕日が見えました。
横に座ってるおじさんと「マジックアワーだねぇ」「そうだねぇ」なんて言葉を交わしながら。
マラッカ海峡の夕焼け。
ボクも座って小1時間ほど、夕焼けをぼけっと眺めてました。予定外の良い時間。
きっと日本にいてもできるんだろうけど、なぜか日本にいるとできないこと。ふつうにスケジュールを組んだ旅行なら、ないのかもしれないこういう時間。
“やわらかさ”とは、周りの環境に自分が寄り添えるスキルなのかもしれません。それは確固たる自分がないから環境を受け入れるスキマがあるんだ、とも言えそうだけど。
でもボクは、自分にそんな“やわらかさ”を取り戻すために、ちょっとしたアテのない旅行をしてるのかもしれないなぁ。
何かをつくる上で、強い目標に周りを合わせて行く方法はもちろん必要。でも時に柔軟に、自分自信を変化させて行く方法論も、おんなじぐらい大切にしたいね、と。
間違ってるかもしれないけれど、たとえば“博多”は、ボクの中ではとっても“濃い”街。大丸の濃い赤茶色のタイルの色がものすごく印象的で。
じゃあ、都市を構成する要素の中で、何がそのイメージを担うか。(あえてこう書くけど)「公共物」の占める役割ってやっぱり大きいなぁ、と。
例えば横断歩道。
黄色なんです、横断歩道 in クアラ・ルンプール。日本のと、グラフィックのルールは同じです。これって世界共通なんだろうか。
他の道路のラインもほとんど黄色。
日本の“白”みたいな毅然とした感じよりも、もっとホットで派手な印象。
それがクアラ・ルンプールという都市のイメージになりました。黄色いライン。黄色い横断歩道。そして気温と相まって、いろんな人が一緒に居る状況と相まって、ホットな感じ。
まぁ特にマレーシアだけじゃない気もしますけど、ねぇ。
リバティのプリント具合がツボにはまっちゃったのと、せっかく暖かいところに行くんだからと。Districtさんの半ズボンなんか買っちゃったりして。
リバティのファブリックを使った半ズボン。
さて、ゴールデンウィーク。今年もやっぱり一人旅。リゾートでもビーチでもないけれど、今年は少し趣向を変えて暖かいところへ。半ズボンだけは浮かれております。
例年にも増して“行き当たりばっ旅”な感じ。有名な建築もなければ、大きな遺跡もない。おぉ、なんてこった。
豚インフルエンザよりもむしろ予定の決まってない具合の方が個人的には怖いのだけど、まぁ何とかなるだろうなんて、やっぱりボクはオプティミストなのか、単なるバカなのか。
でもカメラだけは忘れないように。
マスクもね、一応。
変なウイルス貰ってこないように気をつけます。