HASH BLOG

ブルーグレイな日々とデザインのメモ帳

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

- | permalink | - | -

We love you.

 マッキー、なんてガラでもないんだけど、ある時期から時折反復して聞いている曲。iTunesのミュージックストアでPVまで買って。


ボクの中でこの曲は、かならずPVとセット。あたたかでにこやかなで、手跡の残るイラストが踊る映像が、じわっと染み込む。そんなPVがとってもイイ。


槇原敬之「WE LOVE YOU.」


オバマの“We”が意味するのは、United States、もしくはAmerican。でもこの曲の中でのマッキーの“We”は、自分を取り巻く環境のすべてを指します。相互浸透、的な。

そんな“We”が、「君のことを大事に思ってる」=ラヴ・ユーだなんて言ってくれたなら、言ってくれてると思えるなら、きっと明日もちょっとだけ心が軽くなるんじゃないかなぁ。


そっくりこのまま、NHKの「みんなのうた」で流したいね。そんなビデオ。

音楽 | permalink | comments(3) | trackbacks(0)

ドラッカー

文字通り、心を亡くしている今日このごろ。
すかすかのスポンジのようになった心には、ストレートな、まっすぐな言葉が染み込みます。

経営だとかマネージメントだとか。そんなことにはちっとも興味がなかったのだけど、秋田さんのブックレビューで紹介されてて。でもって手に取ってみたのがドラッカーの本。

『プロフェッショナルの原点』 P.F.ドラッカー

だいぶ前に読み終わっていたのだけど、それ以降も時々パラパラと思い出したようにページをめくってます。

経営学なんかに疎いボクでも、“ドラッカー”の名前は知っていたくらい有名な、経営思想家であり、マネジメントの父とも呼ばれる人。そんな人の金言を集めた本。
見開き1ページに、テーマが1文、それに続いて共著者による具体的行動に移すためのヒントと、ドラッカーの著書からの引用。それが95回繰り返されます。

この本には、具体的なマネージメントについてのヒントは(たぶん)なにも書かれてません。でもそれでいいんだなぁ。
経営がどうのとか、マネージメントがどうのとか。そういうこと以前に、きちんと生きるためのヒントが、たくさん書かれているような気がするのです。つまりそういうことなのだ、と。

95のメッセージのうち、今もずっと繰り返しているのは、55番目でした。

人間性と真摯さは、それ自体では何事もなしえない。
しかしそれらの欠如は他のあらゆるものを破壊する。

だなんて、ねぇ。
書物 | permalink | comments(5) | trackbacks(0)

ピース

 深夜の帰り道。

いけないなぁと思いながらも、うつむき加減で。
街灯に照らされた街路樹が歩道に落とす影。そればっかり見ながら、ふと。

ピース。

ウソみたいな、ホントの光景。
日常のちょっとしたサプライズ。

うつむいてるからこそ、見える風景っていうのもあるんだってこと。下向いてるときにしか、見えないものもあるんだってこと。
日記 | permalink | comments(5) | trackbacks(0)

不可能性2

カイギ中にですね、少しうんざりしながらも、ふと口から出た言葉。
「要は、このプランニングの不可能性を検証すればいいんでしょう」

建物に観覧車のっけたい、ワケじゃありません。

プランニングにおける不可能性。
その言葉が、妙に頭に残っていて。自分で言ったのに。

それなりに訓練されているので、それなりにアイデアは出ます。ケンチクに限らず、シゴトに限らず。つまり、いろんな“可能性”を追うことはできる。

でもボクも弱い人間なので、いろんな価値観や判断基準が入り乱れると、時々何が正しいのかわからなくなりそうになります。自分の中にいるもう1人の“ちっこい自分”が、路頭に迷い始める。


なんだかそんなときは、“不可能性”を検証すればいいんじゃないか。

正しいかどうか、なんて何を軸に判断するのかによって変わっちゃう。であれば、自分と、そのアイデアに強度を持たせるためには、そのアイデアの不可能性を考えるべきなんじゃないかって。


でもそれって、すごく消極的な考え方のような気もするし。クリエイティブじゃない気もする。あぁ、なんだか自分でもよくわからなくなってきてるんですけど、なんとなく今頭の中をグルグル回ってるんです。“不可能性”って言葉が。

日記 | permalink | comments(5) | trackbacks(0)

はがれ

 デザイン文具、のその後。


トンボ・デザインコレクションのZOOM414を使ってます。普段使いでガンガンと。多機能ペンには見えない華奢さと、精度よくピタッと作られている感じがとてもよいです。


が。

まぁ使ってるとやっぱりガタは出てくるもので。

消しゴムキャップの塗装が、最初は角からペリペリと、そのうちにわりと豪快にはがれてしまいました。


せっかくなので、トップは丸ハゲにしてみて。


買うときに、黒は塗装がはがれそうだから…と思ってシルバーにしたのに、やっぱり剥がれました。塗装だと仕方ないんですかね。ずっと使える/使いたいモノだからこそ、仕上げのありかたはもうちょっとなんとかならなかったかな、と。素のままの素材を使う、とか。


このままはがし続けて、ボディーも下地出してみようかなぁ。

今のところキャップ部分だけなんだけど、なんとかならないものでしょうか。

モノ | permalink | comments(2) | trackbacks(0)

スキップ

 こないだのトーキョーは、諸事情により飛行機で行ってきまして。国内線に乗るのは2年ぶりぐらいかなぁ。

そのころもチケットレスなるサービスがあって、それなりに便利だったんだけど、今時の航空会社はもっと進化してまして。浦島太郎よろしくビックリしたわけです。


SKiPサービス


ネットで予約して、携帯電話に2次元バーコードをダウンロードして、あとは空港に行くだけ。荷物を機内持ち込みにしちゃえば、カウンターにも寄ることなくそのまま保安検査場行って、チケットも無いまま搭乗口へ。で、そのまま乗れちゃんうんですねぇ。


保安検査を除けば、搭乗口でのワンストップのみ。こりゃストレスないなぁと思ったんですけど、逆になんか不安なんですよね。半信半疑でゲート通過。へ?飛行機なのにこんなに簡単に乗れちゃっていいの?みたいな。

この飛行機をなんだか特別視しちゃう感覚って、もしかして古いのかも、と思いつつ。


ちょっとメンドクサイとか、ちょっとうっとうしいとか。少しだけ“引っかかり”のあるぐらいが、なんかヒトにはいいのかなぁと思ったり。

いや、でもすごいよねー、SKiP。

日記 | permalink | comments(4) | trackbacks(0)

Copyright (C) 2004 paperboy&co. All Rights Reserved.
presented by Yusuke Hashimoto "HASH DESIGN WORKS"