ウェブ上にサイト=”自分の場所”をつくって、はや8年を迎えようとしてます。昔は必死でhtmlタグを覚えたもんです。このブログも、
書き始めてからもう3年半。多少はウェブリテラシーが身に付いてるでしょうか。
そんなこんなで、結構長い間ウェブに浸かっているボクは、ウェブのおかげでいろんな人に会ったり、いろんな考え方に遭遇したり、いろんな美しいものぶつかったり。そういう(これまでの)“ふつう”の生活を送ってるだけじゃ出会えない瞬間にたくさん出会ってきました。だから、ボクとしてはこの“ウェブのチカラ”っていうやつを、けっこう信じていたりします。
「ウェブ進化論」、「ウェブ人間論」に続いて読んでみた本。
梅田望夫「ウェブ時代を行く 〜いかに生き、いかに学ぶか〜」
ウェブという新しい環境によってこれから世界はどう変わって、またそれに合わせて僕たちはどう生きるべきかが語られています。ここでの梅田さんの、知識と経験に裏付けられた楽観主義っていうスタンス、とても好きです。ボクも基本オプティミストなので。
それはもう“革命”だと思うのですね、ウェブの登場って。時間・距離・規模についての既成の問題を、全てチャラにしてしまう可能性がある。
80年生まれのボクら世代は、PCやウェブの存在が、ふつうの日常となったハシリです。羽生善治が言う「学習の高速道路」の存在も、なるほど共感できるて。この本の内容が、ボクにとってはかなりの”実感”としてあるわけです。ふむふむ、と。
ここに書いてあることをリアルに実践するには、知識と技術という点で結構ハードルが高いかもしれません。でも、全編通して書いてあるのは、「やり通す」ことの大切さで。
読むとなんだか元気が出ます。好きなことを貫くということを、全肯定される気持ちよさ。でもってその裏付けを実感できている自分。それがボクにとってのこのシリーズの魅力だったりします。