HASH BLOG

ブルーグレイな日々とデザインのメモ帳

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ひろしま

この週末は、広島にいました。
さすがに暑くて少々バテましたけど、それでもこの時期に広島に居ることというのは、行きたかった場所に行けたということ以上に、意味がある事じゃないかなぁと思ってみたりして。
広島市民球場
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スケボー

そこにある環境や状況をどう使いこなすか、ってことなんだと思います。
風とロックこと箭内道彦も、“クリエイティブ合気道”なんて言ってます。隈研吾は“負ける建築”と。

合気道の基本は、先ず相手を捉え、体勢を崩し、技を掛けること。つまり、状況を無理に曲げようとせず、いったん受け入れてから再生産する手法。要するに“受け流し”ってことか(ムーディー勝山ではない)。なんてことを考えさせるものに遭遇。
非常口+スケボー
スピーディーに非難できそう

非常口誘導灯のラクガキ。まぁなんとも言えない脱力感が良い。黒と黄色の2色使いがまた良い。こういうセンスは結構好きなのです。

けっこう昔の話になりますけど、KAWSのことを思い出したりしていました。キャラクターはともかく、ストリートの広告に描くっていう、KAWSのグラフィティーの手法は結構好きだったなぁと。
これもまた、状況を利用する方法論。

あ、でもラクガキはいけませんよ、やっぱり。ラクガキは。
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今年も行けず

去年のジャン・ヌーベルに続き、今年も行けず終い。
アイカセミナー
アイカ現代建築セミナー

ラファエル・モネオと槇文彦。こそっと抜け駆けして行こうと思ってたんだけどなぁ、まぁ人生そんなに甘くはないって事です。
建築家がいうような、みんながイメージするような、そんな高尚なモノではないけれど、“プロセス”というものへの興味が沸々と湧いてきている今だからこそ、聞いておきたかったのだけれども。

槇さんなんて、生きてるうちに早く会っておかないと。なんて、失礼ですかね。
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ポーチ

荷物は割と多い方です。だからカバンの中は結構煩雑。いつもと違うカバンを持っていく時なんかは中身の移動でちょっと面倒。なので、ロディアNo.12とか、名刺入れとかカードケースとか、いつも持ち歩く小物をまとめられるポーチを探してまして。ぼんやりとレザーがいいかなぁ、と思いつつも、なかなかいいのが無く。

ぶらりと立ち寄ったELTTOB TEP(エルトブ・テップ)で、ぽよんとしたその見た目にやられてついに買ったのが、ショップオリジナルのポーチ。
オリジナルポーチ
ELTTOB TEPオリジナルポーチ

下ぶくれのフォルムがなんともかわいいのです。テッカテカのビニール素材もこのぷくぷくしたカタチにはいい感じです。
他にも赤・橙・黄・緑・水色があって、どれもとってもいい発色。迷いに迷って、でも結局無難にブラックかよ、って感じですが。
オリジナルポーチ
実は中がピンクだったりします。

これでカバンの中身も少しは落ち着きそうです。そして、他の色も買ってしまいそう。


で、ELTTOB TEPの話。
佐藤卓ディレクションのショップインテリアは、その多くが平面陳列で、そのほとんどがワイヤーに吊られて中に浮いています。空間を建築的に仕切るものがなにもない、すごく広い1室空間。なので、見て回ると、いつもの“商品に対面する”感覚ではなくて、フリーマーケットをブラブラ見て歩くような、そんな感覚があってなかなか楽しい。

ただ、レジカウンターまで浮かんでいるんですけども、かなりゴツイ鉄骨で壁から持ち上げられていて、それがちょっと残念かなぁと。コンセプトとしては合致しているのだけど、ちょっとそこだけが重たい感じ。グッと現実に引き戻される感じ。
什器は全てワイヤーで吊られているので、レイアウト変更がいくらでもできます。でも全部動かすのは結構大変、っていうのはお店の方のお話。

イッセイミヤケの全ラインが揃う、かなりクセのあるコンセプトショップなのだけど、スタッフの方々の笑顔と接客もほんとに素晴らしくて、とっても気持ちがいい場所でした。こんなに楽しいショップは久しぶりかも。

ちょっとした衝撃を受けて、一緒に買ったイッセイミヤケのTシャツの話はまた、後日。
モノ | permalink | comments(10) | trackbacks(1)

低いす

とある開発センター内にある、作業場に置いてあったイス。“ふつう”なパイプイスの脚をちょん切って、キャスターを付けたイス。
低いす
座面にはわずかなクッション

カタチとしてはとても見慣れているのだけれど、低くてキャスター付き。地面に近い位置で動きながら作業をするのに最適化されています。その無骨さと、簡便さと、何とも言えない“道具感”がとってもいい感じでした。

ある動きに最適化された道具、ある行為専用の道具っていうのは、何かこう、不思議な魅力があります。使いやすさがイメージできるからでしょうかね。
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まるがめ

瀬戸大橋渡って香川県まで行ってきました。

せっかく丸亀まで行ったのに、猪熊弦一郎現代美術館を目の前にしながら、入れず。
MIMOCA
猪熊弦一郎現代美術館(設計:谷口吉生)と丸亀駅前

やっぱりこの、駅前の風景はちょっとステキ。小さな駅に大きな広場。そこにドーンと建って、ポカンと口を開ける建物。
この風景は、やっぱりだいぶステキ。

新大阪から1時間半、ってすごい近いことが分かったので近々また再アタックを。
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良品

上質・ラグジュアリー・逸品・優雅・リッチ・風格・上流。
低俗・下品・粗末・プア・不良・粗悪・粗雑・悪質・低級。

モノの“格”や“質”を表現する言葉はたくさんあります。できるだけ上が良くて、できるだけ上を目指すべき、と思ってきたけれども。そう思いがちですけども。そういう価値観はもうそろそろいいじゃない、と思ったりするのです。
モノを“買う”立場としては。

何度か、それなりの時間を掛けて反芻してきたのだけど、結局自分としてはどういうモノが欲しいのかって事を考えると、「良品」って言葉は、わりとピッタリはまります。
良品
昔ボクの友人はこれを普通に「よいしな」って読んでたエピソードが思い出されます。

まぁ、受け売りになっちゃうんですけどね。
生活者として、何に、いくら出せるか、という経済の問題はやはり大きい。


つくる立場、としては、またちょっと事情が違います。良品というのは、修正や是正が出発点。革新、いわゆる新しいモノというのは生まれにくい価値観かも、という想いです。
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