HASH BLOG

ブルーグレイな日々とデザインのメモ帳

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業界No.1

ええ、たぶん。

看板の大きさが、ってことでしょうね。
洋服の●山

あ、いや実際、紳士服売上高国内第1位なんですねぇ。なんとビックリ日本人男性の5人に1人はここの服を着ているという事実(データ上は)。
スーツカンパニーも実はココ。メンズスーツを女性が売る、というのがミソです。
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ロクマルビジョン

雨上がりの夜8時。南船場のアーバンリサーチ・ドアーズへ行って、60 vision meeting〜メーカー-ショップ-生活者を通してロングライフデザインを考える〜へ。

普段の勉強会とは違うからか、参加者もちょっと少なめ、活気も3割減って感じ。やっぱりネームバリューのある人がこないとこういうのは成立しないのか、それとも大阪の人たちが、これは60visionのプロモーション活動だと感じ取ったのか。それでも、メーカーの人の話を直に聞けるというのは滅多にない機会。
60 vision
でもなんかね、引っかかることがね、3つほどあったんです。

司会の人がD&Departmentの60vision事業部の人だったんですね。そこにセールスプロモーション的というか、そういう類の空気を感じてしまったというのは正直なところです。なんかね、シナリオがある感じ。
プロジェクトにまったく無関係な人だったら、印象は変わっていただろうなぁとか。もっと面白いんだろうなぁとか。

2つ目。「ロクマルはビジネスではなくてブランディングです」とは、ナガオカさんが言った言葉で。ブランディング、ブランディング、ブランディング…と考えてみると、なんだか分からなくなってしまったなぁと。ボクが不勉強なんですけどね、ブランディングと消費者が、またボクの頭の中でどうも繋がらなくなってきてる。

さいご。偶然なのか必然なのか、ゲストが2人ともマーケティングの人だなぁと。「ものが売れ続ける為に必要な、デザイン以外の何か」。ナガオカさんがよく口にしていた言葉だけど、それは結局つまり、企業においてはマーケティングということなのかなと、思ってしまったりもして。マーケティングと言っても、まぁ色々中身はあるんだろうけど。

まぁなんか、そんなことを考えながら、懇親会でエビスビール飲んでました。

それにしても、南船場のアーバンリサーチは広くてとってもステキですね。何でもっと早く行かなかったかなぁと、ちょっと反省しております。
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認知科学

いろんなところで取り上げられているから、もうイイかなと思っていたんだけど、やっぱりメモを。こういう映像がニューヨークADC賞金賞をとるってこと自体とても興味深い。
A-POC INSIDE
A-POC INSIDE 佐藤雅彦+ユーフラテス
ADC賞のサイトの方がサイズが小さくて軽い)

動きとは変化であり、変化するということは変数=パラメーターがあるということ。もちろん変数があるということは、不変項も存在するということ。僕たちは、そのパラメーターをキャッチすることで、この世界と自分との関係を知る。そんな“動き”と“認知”の関係性をとてもプリミティブな表現で知らしめる映像。
認知科学の素をクリエイティブな表現の道具として使う。理屈っぽいところが、ボクのストライクゾーンにズバリ。

でもなんだか無謀にもちょっと悔しかったりするのは、まだボクも、昔取り組んでいたような認知科学をデザインの道具にするということを諦めたわけではないということで。一応ね、ギブソニアンの端くれとして。

ナガオカケンメイさんは、佐藤雅彦的な“考え方”がデザインに対してなんの役に立つのかとという素直な疑問を「d」15号で投げかけていた。確かに、ボクが研究していた時の一番のネックはそこだった。
でもボクは、これもデザインだから、きっと楽しいんだと思うのです。デザインの道具を考えることは、とても楽しいことです。でも、そういった“考え方”自体を、商品として売ることはできないということです。
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電脳コイル

昭和のいるこいる師匠、ではありません。
さてさて、これが昨日の集合の中でボクの恩師が話を切り出し、場の話題をさらったアニメなのですよ。
電脳コイル
電脳コイル」原作・脚本・監督:磯光雄
磯さんは、エヴァや甲殻機動隊、ジブリ作品で活躍されているアニメーター。

子供たちの日常を描いたアニメなんだけど、非常に“今っぽい”状況設定。ネットです、ネット。みんなが掛けているメガネを通して見る世界は、バーチャルとリアルがいっしょくたです。
こういう世界観をSFとしてではなく、小学生を主人公にした日常として描いていて、しかもそんな世界を案外すんなりと受け入れてしまっているボクがいて、オッサンくさい感想だけど、いやはや世界は変わってるなぁと実感せずにはいられないのです。

ストーリー以外にも、ドキッとする表現がちょくちょく出てきます。この画面に映っているキャラクター、ポストン(郵便局のキャラクター)ですし。小学生に使われる“オヤジ”なんてのも出てきて。所々に、どこか子供だけをターゲットにしていない「毒」や「シュールさ」が盛り込まれいる。

今日はこれまでの総集編をやってました。通常は土曜日の6時半からです。ボクは、改めてまとめて見ようと思ってます。HDDレコーダーが、本気で欲しくなってきました。
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Qステア

どういうわけかQステアが手元に。この歳になっておもちゃをもらうっていうのもなんだか不思議な気分です。
Qステア
スカイラインGT-R
ボクとしては、GT-Rといえばこのモデルが一番馴染み深い。

Qステア、ユニクロのTシャツとのセット販売なんかもしてますね。いわゆるチョロQのラジコンバージョンです。正確にいうと赤外線でコントロールするので、“ラジ”ではありませんけども。こういうリモートコントロールに使われる電波的なものも、ちょっと自分の中で一度整理してみないと。

小さいです、ほんとにチョロQサイズ。10円を置くとウイリーするのもチョロQそのままで、泣けます。そして、ちゃんと走ります。もうちょっとクイックな走り方をするのかなぁと思っていたら、意外にもリアル。ウチの廊下に手作りパイロン(パッケージに同梱)立てて走らせているボクです。
ボクが当時遊んでいたのは、ゼンマイ仕掛けなんですから。科学技術の発展はすごいなぁと。大袈裟かな。

この日は久々に文化的な集合。北京や内モンゴルの報告のあとに、NHKのアニメで盛り上がる不思議でステキな大人たちの集合。やっぱりこうでなくっちゃ。
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100,000

ふとカウンターを見てみると、6桁目に「1」が。

いつのまにやら始まったボクのウェブサイトも月日を重ね、いつのまにやら延べ10万人もの人に訪れて頂いたということになります。
100000ヒット御礼
HASH DESIGN WORKS

昔から見てくれている人、ただ通りすがっただけの人、お気に入りに入れてくれてる人、この際だからスパムにも、全部全部に感謝です。

懲りずにね、これからの10万人のみなさまとも、楽しくやっていけたらと思っております。
暖かく、だけでなくちょっと厳しめに、見守って頂けたらと思っております。


「楽しくなけりゃ 意味ないじゃん」コレだよね、コレ。
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スケッチ・オブ

スケジュールを確認。で、ポコッと空いた時間のポケットに押し込むように。公開初日の映画館へ。とはいえ混んでるわけでもなく、見に来ている人はまばら。
スケッチ・オブ・フランク・ゲーリー
スケッチ・オブ・フランク・ゲーリー」 監督:シドニー・ポラック

純然たるドキュメンタリー。ゲーリーという人物を読み解くことに専念しているので、とてもわかりやすく、ピュアな気持ちで見ることができました。
おそらくこの映画を見ているボクには、おそらく2つの視点があって、その1つは“つくる人”としての視点、もうひとつは作品を“鑑賞する人”としての視点なのだけど。その2つの領域を行ったり来たりしながら、映画を見ていた気がします。

言わずもがな、ゲーリーの建築は非常に彫刻的です。その外観としてのフォルムはもちろんなんだけども、実はそのクリエイションの過程が“建築離れ”していることこそが、ここでの核心なのだと思います。
ただ、ただ彫刻としての外部があるだけでなく、建築としての内部空間があって、そこに満ちる「光」がテーマになっているのは、どこかジャン・ヌーベルとの共通項を感じます。でもね、そのルーツは意外にも、北欧のとある建築家であることが劇中で告白されたりするのです。
なんだかちょっと歪んでるんですね、やっぱり。本人のコメントの随所に、その歪みが現れていて、ドキドキします。

そして、タイトルにもなっているスケッチ。あの有名な、ヘロヘロのスケッチです。スケッチは着想の成果品=アウトプットではなく、発想の始まりの表出なんだということを、思い知らされます。だからキレイである必要もなく、必死に描く必要もないんです。

ボクが“体験”したゲーリー作品っていうと、3年前に行ったシアトルのEMPと、神戸のフィッシュダンス、それにNYのイッセイミヤケ・ブティックの3つ(建築としては1つ)だけ。
EMP
Experience Music Project  photo by hash

都市に現れるモンスターとしてのその造形に圧倒されたのだけど、それでもビルバオのような空間の“ミラージュ感”はなかなかね、あそこではそう感じられなかった記憶があります。ゲーリーの建築にも、いくつか種類があるということです。

DVDでたら、買っちゃいそうだなぁ。
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ギザギザ

紙でシュッと、手を切ることが多い。特にOA用紙。もういい歳なのに、いつも手には切り傷があります。それがまた右手人差し指の先っちょだったりすると気分は最悪です。

というボクですが、薄いOA用紙以外でもやってしまいました。
ヨドバシカメラの紙袋
ヨドバシカメラの紙袋 です

この切りっぱなしの「ギザギザ」部分でやられてしまったわけです。

セレクトショップなんかのちょっと“高級”な紙袋だと、この上部は折り返してあるのだけど、(見た感じが)“安上がり”な紙袋は切りっぱなしなんですね。しかもよく見ると端部がギザギザにカットされてる。このギザギザが、ボクにとってはくせ者だったわけです。

ギザギザの方が、シュッと切れることが少ないのかな。それとも裁断機の刃の形がギザギザなのか。考え出すと気になりますねぇ。
モノの成り立ちについて、ね。理由を探したがる悪いクセです。
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修正

決して手先が不器用な方ではないと思うのですけど、ボクは修正テープが上手く使えない。いっつもテープがよれてしまったり、テープがひっつかなかったり、途中で破れたり。結局修正に修正を重ねてなんだか美しくなくなってしまいます。

ちょうど前のを使い切って、それでも懲りずにやっぱり修正テープを買おうとしてしまったのは、新聞で修正テープの記事を見つけたから。白いテープ部分のが実に絶妙な粘着度になるように、相当“科学”されているそうで。そういうモノの背景を知っちゃうと、もう。

東急ハンズの文具売り場へ行くと、ほんっとにいろんな商品がある。同じ商品カテゴリーでこれだけのバリエーションがあると、他との区別が付きにくいのが事実です。機能性を謳われてもあんまり実感湧かないし。
ほとんどが小判型に“くちばし”がちょこっと付いたようなカタチしてるんですけど、これはちょっと違いました。くちばしにむかってビヨーンと伸びたようなカタチ。
修正テープ
トンボ 修正テープモノPXN5

ちょうど指先が当たる部分がラバーになっていて、ちょっと凝った作り。赤はちょっと…だけども、滑らかなカタチは手によく馴染みます。
中を開けてみると、細長いカタチなので機構的にはちょっと無理している感じです。テープ巻きの部分から“くちばし”までが遠くて、テープの支持部がない区間が長い。ちょっと不安定かな、と。まぁ隠れた部分だし、おそらく普通に使ってる分には大丈夫だと信じてみます。

さぁこれで上手く修正できるようになるか。わかるのは、もうちょっと先の話です。
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