ビール、大好きです。ハートランドが一番だけど、“一番絞り”も大好きです。だからキリンから、新しい定番商品が出ると聞いたら、まぁ飲まずにいられますまい。
キリン・ザ・ゴールド。 を、アデリア60の
コーラグラスで。
苦みがあってスッキリしてるんだけど味がある、ドイツの白ビールみたいな、そうでもないような不思議な味、悪くないです。「100年目の、これが新ビールだ」っていうぐらいだから、パッケージデザインもなんだか目新しい。以下、ニュースリリースから引用。
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シンプル&モダンをテーマに、ビールの泡と液色をモチーフにしたツートンカラーのデザイン
2色の境界は「キリン・ザ・ゴールド」が切り開く新たな地平を象徴
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KIRINの文字とロゴの配置が、これまでにない“横並び”。そういえばビール(発泡酒ではない)のパッケージで、水平基調のデザインってあまり見かけない。大抵は、要素が縦に並んだ紋章のようなデザインです。きっと、“瓶ビールのラベル”がフォーマットとして意識されているからではないかと思うのです。上下左右を囲まれたラベルであることがデザインのベースになってる。
でもこれは完全に、360°グルッと囲むことでしか成立しないデザイン。だからベースが、(ラベルはラベルでも)瓶のラベルではなく、ペットボトルのラベル。そこにこれまでのイメージを覆すパラダイムチェンジ…なんて言うと大袈裟だけど、方向性の転換があるんだと思います。
ザ・ゴールドのデザインが、バリエーションとして瓶ビールのラベルに対応できるか、というと、ちょっと苦労しそうですが、新しいイメージを想起させることには成功してると思います。瓶ビールは発売しないんですかね。ペットボトルビールが発売されたりして。