なにやら触発されて、
タケフナイフヴィレッジの刃物が欲しくなる。てことでペーパーナイフを買ってみたのです。そろそろこんな道具も良いかなと。
“ペーパーナイフ” タケフナイフヴィレッジ 2100円。
研磨していない荒々しいステンレス鋼にフラクタルグリップ(波波グリップ)、かなり男らしい印象。
もちろん今まで封筒なんて、手で破るかはさみで切って開けていました。それはそれで事足りていたんですけどね、やっぱり“専用の道具”って良いものです。はい、気持ちがいいです。
職人の手による道具は、デザインとタッグを組んでも違和感なく手に馴染み、道具としての存在感がある。持ったときのフィット感とかないんだけど、しっくり手に馴染む感はあります。ちょっと大きめのサイズと重さのせいかもしれない。
最近しばしば見かける、グリップと刃が一体化したデザインの“はしり”がタケフのナイフ。もちろん、デザインは川崎和男。今見ても、古さも時代も感じないのはすごいです。個人的には家にある
グローバルが好きなのですが、また違った魅力があります。職人の道具って感じが。
タケフナイフヴィレッジの
ポリシーが、また素晴らしいと思うのです。“美術工芸品”って、まさにデザインプロダクトの日本語訳なんじゃないかと思ってしまう。