当初の予定よりもちょっと遅れて、昼過ぎにのぞみに乗り込みお弁当食べながら東京へ。お弁当食べてる以外はほとんど熟睡してましたが。途中富士山がすごくキレイに見えた時だけはバッチリ起きました。
品川に着いて、
アトレなんかグルッと回ってみたりして。短い時間でいかに効率よく行きたい場所へ行くかを散々考えた結果、その足で
原美術館へ行くことにした。
原美術館へ行くときは、たいてい展覧会というよりも原美術館そのものを見にいくことが多いのだけども。今回は「オラファー・エリアソン 影の光」。
テートモダンの「the weather project」を知ってから、オラファー・エリアソンには興味があった。だから展示も実はとても楽しみにしてた。しっかし、いかんせん人が多すぎる。展示室はすし詰め状態、廊下も人だらけ。ショップなんてバーゲン会場なのです。だからあんまり落ち着いては展示を見れなかった。唯一人の少なかった、偏光板を通した光で四角い部屋の角ッコを浮かび上がらせる展示。これが個人的には一番気になったボクは、ちょっとズレてるんでしょうか。美術館も有名になり過ぎるって少々考え物だナァとか。
次、日のあるうちにと、早足で東京カテドラルへ。
が、着いたのは17時15分。閉館時間15分オーバーで中に入れず。
それでも外からダイナミックなフォルムを堪能。クロスを象った天井から、コンクリートの塊が緩いカーブを描いてロングスカートのように地上に着地。記憶ではRC打放しだったんだけど、表面にはステンレスが張ってあった。ぐるりと周りを歩くにつれて大きく変化するカタチ。鐘塔とカテドラルとの位置関係も、常に大きく変化し続ける。ゴーレムみたいな基壇部分の構成にものすごい視覚的な“手応え”があってすごく面白い。ああ、中に入ってみたかったな…。またじっくり来ようと心に誓う。
それにしても、このころの丹下さんは、今のゲーリーなんかよりもずっとトガってると思う。あと、隣にある
獨協中学・高校の校舎がヤバイです。すっきりしたモダニズム建築なのだけど、ガラスの使い方が尋常じゃない。ビューンと突き出た屋根とか。
その後銀座へ。もちろん
ミキモトを見に。
期せずしてできた看板の影が面白い。
これはこれでいいのか?いいのか。伊東さんだからいいのか。別に悪いとは思わないけども、建築的に意味のあるものだと思うけど、でもなぁ、なんだか見た後に気持ちが、色んな意味でソワソワドキドキしてしまいます。胸騒ぎがする、そんな感想。その程度の感想しかボクにはできません。中身はなんだかバブリーでした。ザ・銀座って感じ。
あとは銀座ブラブラ商店建築巡りして、
松屋で
「工事中景展」見て、渋谷で大学の先輩とか同期とか後輩とかと飲んで、立川に着いた頃にはもう次の日だった。