HASH BLOG

ブルーグレイな日々とデザインのメモ帳

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

- | permalink | - | -

スイッチ

久しぶりに心に余裕のある週末。
なんだか最近自分の中のオンとオフがうまく切り替えられなかったのだけれど、今週末はバチッとオフ。金曜夜は朝まで友人と。土曜は朝から仕事の電話。ちょっと寝て、買い物行って、気になってたモノ全部見て回って。沖縄料理食べて。日曜は大学の友達を東京と愛知から迎えてひたすらに談笑。余計なモヤモヤは完全にシャットアウト。

いや、僕の場合“切り替える”というのは、バチッと分けるというのではなくて、互いの時間で違った視点を持つということなのかもしれないなぁと。たぶんいつも見ているもの・見たいものは変わらないはずだし。だから一緒にいる人が変わる、色んな人と一緒にいるというのはすごく良い”スイッチ”になる。

たまっていた本や雑誌もちょっとずつ読み始めた。
久しぶりの雑誌熟読
こんなものもパラパラとめくってみたり。
うーむ…。

そんなわけで、なぜか住宅のプランなんぞ練っている自分がいます。
今週末は久しぶりに模型制作。
書物 | permalink | comments(0) | trackbacks(0)

モダンアート

静かな住宅街に突如現れる真紅の壁。
モダンアートみたい
ご近所のボーリング場のファサード。ウソみたいだけど、合成とかフォトショップ加工とかはしてません。

結構大きな建物で壁の面積も大きいだけに、そのインパクトはすごく強い。周囲との調和とか一切関係なし。なんだか妙な非日常感。

手前の風景から少しずつ流れ出てくる姿は意外とドラマチックで、モダンアートのようにも見える。そう思うとステキに見えてくるから不思議。今度ちゃんと写真撮ってみよう。

モダンアートやポップアートと呼ばれるものは、普通の日常にあるこういうちょっとしたねじれや違和感の振動を増幅する手段となっているものが多い気がする。問題が自分の中にあるんじゃなくて、社会や環境の側にあるというか。それを「見つけた!」っていうのを表現する手段としてのアートかと。
日記 | permalink | comments(0) | trackbacks(0)

リ・スタート

新町に夜中に集合。12時過ぎてからゴーヤチャンプルを作り始めてみんなで食べる。なぜかみんなクーラーのない暑い方の部屋にいて。いつもみたいに明るくなるまで色んな話した。
ここは自分のいる環境の大切さをいつも実感する場所。

そして今日は、すごく普通にしてたんだけど実は特別な夜。さぁ、仕切り直しだね、のケーキ。
ケーキ
がんばれとも言わない。がんばろうとも言わない。僕にはちょっとうらやましかったりするんだから。
日記 | permalink | comments(0) | trackbacks(0)

チャンピオン

今日は朝から夕方まで試験。座りっぱなしでお尻が痛くなりました。

終わってからD&Departmentへ、柴田文江さんの公開取材を聞きに。D&Departmentでのこうしたイベントは、終わった後のパーティーが一番の目的だったりもする。色んな人が集まる場所であり、ゲストととても近い距離で直接お話しできる場所なもので。
公開取材
“女性らしい”という表現がいいのかどうか分からないけれど、柴田さんはとてもソフトで強くてチャーミングで気持ちの良い人だった。そうだな、アルデンテのスパゲッティみたいな。女優の小林聡美さんのようなイメージ。

話す内容も話し方もすごく真っ直ぐで、聞いていてとても清々しい。色んな話があったけれど、デザイナーに必要なのは“見極め”であり“何が大事かを決めること”であり“バランス”だ、ということなのかな。「ど真ん中」って言葉をよく使っていたのが記憶に残る。
そのモノの“あるべき姿”というのもキーワード。日々の営みの中で、リアルな実像としての生活の中で、ものがどのように扱われるか、買われるか、使われるか、使い続けられるかどうか、ということになるんだろうか。そしてここでの与件の吸い上げ方、拾い方、与件に対するフィルターのかけ方が、商品なりデザイナーの個性ということになる。

“暫定チャンピオン”の話はとても興味深くて、考えさせられる内容だった。柴田さんは、自分が一番欲しい、これだったら他に買い換える必要がないっていうモノが“チャンピオン”だとしたら、お金がなくてとか、見つからなくてとかいう理由で仕方なく使っているものを“暫定チャンピオン”と呼んでいる。例えば車のポルシェに乗りたいと思っても、買えるだけの経済力がないので、買える範囲で欲しいと思えるヴィッツに乗ってるとする。そのヴィッツは暫定チャンピオンで、例えば宝くじなんかが当たってお金ができたら、本当に欲しいポルシェに買い換えられてしまう。
使っているということは確実に現時点で一位なんだけど、でもなんだか一位じゃないみたいな。それを“暫定”とした。チャンピオンは買い換えられることなくずっと使われ続けていくのだそうな。

柴田さんは常に自分の生み出すプロダクトが“チャンピオン”になるようにデザインするのだという。これはきっと柴田さんフリーランスのデザイナーで、一度あるモノをデザインしたら、他のメーカーなりで同じモノをデザインすることが少ないからだろう。インハウスのデザイナーを柴田さんは“博士みたい”と言ったが、それはインハウスの人たちが非常に専門性の高い知識が要求されるデザイナーだからだ。ずっと同じ種類のプロダクトをデザインし続ける、ある種職人的な人。では、このインハウスの人たちの“チャンピオン”とは一体どういうものなんだろうかと、ふと考えてしまう。

で、パーティーで直接柴田さんに聞こうと目論んでたんだけど、聞き方が悪かったのかちょっとカラブリ。かわりにとあるメーカーのインハウスデザイナー、柴田さんがまさに“博士”と呼んだ人とお話することができた。

ルイジ・コラーニについての新聞記事で、機能は流動的だがデザインは永続的である、みたいなニュアンスの言葉を見つけた。平たく言えば、「機能は古くなるけどデザインは古くならない」ということかな。それじゃあ同じ種類のモノを、商品を、デザインし続けることでも同じことが言えるかどうか。古くなるかどうか、は分からないけれど、過ぎゆくカタチというのは「デザイン」ではなくて「スタイリング」なのかもしれない。インナーとアウターとを分化し、モノに商品としての訴求力を持たせるためのスタイリング。中身と外見の乖離。デザインとは外見だけを操る言語だと、思ってしまってはいけない。

なんだか、またちょっとわかならくなってしまいました。

でも実は、一番心に残ったのは柴田さんが紹介した山中俊治さんの言葉。
「“このプロダクトはデザインを優先して機能をおろそかにしている”というのはつまり“デザインが悪い”ということです」だったりする。
日記 | permalink | comments(0) | trackbacks(0)

なつ

試験前日炎天下、自転車に乗ってコンビニまで。
夏の風景
今日は町内の盆踊りの日らしい。

こう、だれもがイメージしてしまいそうな、もしくは一度ぐらいどこかで見たことあるような、そんな刷り込まれた典型的日本の夏、なシーンに巡りあう。

逃げまどうセミたち。ちなみに僕は昆虫が苦手なのでセミには触れることもできません。
日記 | permalink | comments(3) | trackbacks(0)

ハマー

家でコンビニで買ったお昼ご飯食べながらネットサーフィン。最近はこんな時間にしかゆっくりネットできてない。

そんな生活でもカッコイイCM映像にはビビっと反応します。最近日本の公道でも結構見かけるようになった、セレブ芸能人に大人気HUMMER H3のコマーシャルフィルム。
HUMMER H3
イスを使った力強いダンスに、引き寄せられるハマーのパーツ。しかもロケーションは砂漠のど真ん中。カメラワークとかスローモーションになるタイミングとか、とても気持ちいいです。人の肉体によって繰り出される力強さと、フワフワと浮遊するイスやパーツのコンビネーションがなんとも言えない“浮き世”感を醸し出してる。

いきなりダンスから始まるのでなんのCMかよく分からないけど、それでもイスの配列が車のシート配列と対応していて、それとなく車のCMであることはわかります。30秒の間で徐々に“モヤ”が晴れていって、最終的にものすごく強い印象になる。

制作は以前 FOXTEL の映像で紹介したCOLLIDER design film。サイトで映像見ることができます。ここのサイトはシンプルで操作性もいいので大好きです。フラッシュなのにサックサク動く。

ハマーのオフィシャルウェブサイトでも「HUMMER WORLD > TV COMMERCIALS > CHAIRS」と辿れば見られます。

日本ではさすがに流れないだろうな。それにしてもハマーってアメリカだと29,500ドルから買えるのか、思ってたほど高くない。
映像 | permalink | comments(2) | trackbacks(0)

坊主

今の僕の部屋にはオーディオがないのです。コンポは引越の時に親戚のウチに置いたまま、パソコン用のスピーカーも調子悪くて捨てちゃった。というわけで、せめて部屋にまともなスピーカーが欲しくて欲しくて、色々調べてたわけです。とりあえずはMac用のスピーカーが必要かなと。

コレとかコレとかコレとか http://www.eclipse-td.com/j07_307/index.html" target="_blank">コレとかコレとか、散々迷ったあげく、もうこれ以上迷ってもしょうがないと清水の舞台から飛び降りる気持ちで買ったスピーカーが家にきたのでセッティング。
メディアメイト2
BOSEのMediaMate 2

結局一番スタンダードだ。カタチもそれほど洗練されてないし、どっちかというと野暮ったい。でもこれはこれでなんかいいなぁと。すでに新しくないデザインなので、飽きることないだろうし。

今までウーハー付きの2.1chだったんだけど、なんだか配線がめんどくさくなって2 chにシステム変更。でもこれはウーハー無しでもびっくりなほど低音が出てます。音もこれまで使ってたBostonのスピーカーよりクリア。デスクトップでの使用を想定して音場がつくられているだけあって、デスクでの作業では音に包み込まれるよう。ボーカルもしっかり細やかに聴こえます。
ここ3ヶ月パワーブックのスピーカーから出るヘボい音しか聞いてなかったので、その変化に驚愕です。

でもってステレオミニプラグもブラックなのがいい。普通だとミドリが多いので。
メディアメイト2のプラグ
さすがボーズ、と言いたいところだけど、音マニアでもないし、初めてのボーズだけによくわかりません。まぁでもいい音鳴ってるので満足満足。音楽聴きながら勉強する僕としては、これでずいぶん集中力がアップします。でもちょっとデカイかな…
モノ | permalink | comments(3) | trackbacks(0)

夕雲

今日息抜きの散歩中に遭遇した、一風変わった夕焼け。
夕雲ひとりぼっち
ひとりぼっちの夕雲。

日が沈む方角とは反対側に浮かんでる雲でもちゃんと夕焼け色に染まってました。
日記 | permalink | comments(0) | trackbacks(0)

部分と全体

たぶんヒトはあるものの全てを理解してから、その“もの”を認識したり、その“もの”だと判断したりしているのではない。断片だとか一部分だとかいうあるまとまりから、“それ”が“それ”であることを認識することができたりする。なにも全体を知らなくても“それ”が“それ”であることは理解できるのである。ものの全体性は部分の集合でできているとも言えるか。というか、まぁ全てのものの全体像を捉えることが無理なのかもしれないけれど。

高田 唯のタイポグラフィーの一部を消し去ってしまったようなグラフィックデザインも、文字の一部が消えてしまっているのに、大抵の人がそんなことものともせずに意味を理解できてしまう。テレビのクイズ番組では芸能人の顔の一部分からそれが誰かを当てるクイズが成立する。部分的なメロディーを聴くだけで、それがどの曲かが分かる。難しい漢字の“略字”なんていうのが、誰が書いたものであっても通用する。

そんな「能力」というか、「特性」が人間には備わっているんだなぁと。
ブランド風
ふとこんなものをみて思うのです。ブランド風ポーチ。「風」って。

なんだか小難しいこと言った気がしますが、全てはこれのため。

いや、ちょっとウマイなぁと感心してしまったんですよ。たしかにこれは明らかにシャ○ルのロゴをまねしてるんだけど、でもシャ○ルのロゴじゃない。シャ○ルのロゴっぽいということは、このロゴの続き、残りの部分を見る人が“勝手に”想像しちゃってることが原因なだけで。その人の認識の方法をうまく利用してるなぁと思ったのです。
もともとの「部分」を、このポーチでは「全体」にしてしまうことで、もともとの意味を臭わせながらも、それとは違った意味を持たせているのです。

あ、もちろん買いませんでしたけど…。
日記 | permalink | comments(6) | trackbacks(0)

ライブへ

ライブなんてどれぐらいぶりだろう。こうしてちゃんとしたホールでやるライブに行くのは結構久しぶりな気がする。
ライブのチケット
ベン・フォールズのライブチケット。
高校生の時から大好きなアーティストなのでかーなーりー楽しみなのです。うはは、チケット案外簡単にとれちゃったし。
IMPホールってはじめてだな、どんな感じなんだろう。

とはいっても9月末なんですけどね。まだまだ先の話だ。
日記 | permalink | comments(2) | trackbacks(0)

Copyright (C) 2004 paperboy&co. All Rights Reserved.
presented by Yusuke Hashimoto "HASH DESIGN WORKS"