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ブルーグレイな日々とデザインのメモ帳

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自然体

ECLIPSEのHDDカーナビのCM、良いですね。モデルさんがとても自然体。切り替わるテンポの良さもちょっとセピアがかった色の感じもいい。
ていうか可愛い…。助手席でこれだけノリノリになってくれたら楽しいだろうなぁと。
アリス
でてるのは「アリス」っていうモデルさんらしい。そのうちチェックしとこう。
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スワップ

アマゾンで買ったDVDが届いた。『sound and motion 1』。
とはいえ第二弾はでてないらしい。
DVDジャケ
ほんとはミシェル・ゴンドリーの映像集を買おうと思ってたんだけど、高いなぁって徘徊してたらぶち当たった。ワンクリック・マジック再び。

内容はビッグ・ビーツ/デジ・ロック系・テクノ系のビデオ・クリップ集。ケミカルブラザーズ・ファットボーイスリム・プロディジー・アンダーワールド等々。2000年発売ってことで、あんまり映像に新鮮味がない。ん?B級か…?やはり流行り廃りというものか、それとも刺激への“慣れ”なのか。
#16.の Deep Dish W/EBTGは、なんだかすごい。とても平和なストリートの日常なんだけど、行き交う人がスワッピングの嵐で、色んな人とキスしちゃいます。これだけはヒット。
後は資料映像といったところか…な…。
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ソニーとホンダ

今日はとある資格の試験受けて、友達と「本田宗一郎と井深大展」を見に行ってきた。ハービスENTも行った。なんと、試験と待ち合わせがあるのに時計と携帯を忘れるなんていう最近の若者なら卒倒しちゃいそうな超絶技をやってしまったのだけど、まぁ何とかなるもんだ。
その後、たらふくビール飲んで串カツ食べたから試験のことは忘れた。

「本田宗一郎と井深大展」、知ってるようで知らないソニーとホンダの歴史。ものづくりにかける情熱、諦めない信念、前に進むチカラ、夢への想像力。この二つの企業がなぜ世界に通用するまでに成長したかがわかった気がする。
スケッチ
ソニーデザインはやっぱり昔からすごかったんだ。写真は88年に実現するべく描かれた、ソニーのビデオのアイデアスケッチ。ようやく最近このスケッチに実物が追いついてきた、という事実。

古いカブとか、初代シビック・アコードの実車とか、柳宗理がデザインしたというビールケースぐらいもあるテープレコーダとか。なんだか見ながら泣きそうになってしまった…歳だな(笑
セナの車
セナ・プロスト時代のF1カーも当然あるわけで。男の子ですから、当然写真撮りますよっ。
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デザインジャーナリズム

今日はD&Departmentのプロジェクトミーティングへ行ってきた。
スタート直前
開始直前の様子。会場はD&Department大阪店の4階のスペース。
D&Departmentが復刊するデザインに関する小冊子「d」について、みんなで話し合おうという企画。ナガオカケンメイ氏、デザインジャーナリストの山本雅也氏、ショップスタッフ、一般人2名が中心となり、その周りに80名ほどの参加者がいる公開会議形式。3部構成で、まずは山本氏から“ジャーナリズム“とはなんじゃらほい、というお話。それからコアメンバーによる「d」に関する話し合い。そして、周辺参加者との討議。

山本氏のマシンガントークに支配されっぱなしの会場でしたが、デザインをコトバで表現することの難しさ、デザインの役割、デザイナーの社会性についてなど、考えるところの多いイベントだった。何よりも、完全に異業種にいて(DTP・建築・広告・インテリア・服飾・WEB等々)、デザインに興味のある・デザインでメシくってる・デザイン大好きっていう人があれだけ集まるっていうの状況は冷静に考えると面白い。終わってからのパーティーでも色んな人と話しができるし、輪が広がっていくその感覚が楽しかったりする。こういう場所や輪の広がり・交流ってとても大切。

デザイナーとは、いくらデザインというものをイデア的に捉えていようとも、結局「モノ」で勝負できなきゃいけないのだと思う。ナガオカ氏は「建築には多大なる社会性がある」なんていったけど、動けない建築に対して、流通ルートやメディアにのってみんなの手元まで届くインダストリアルデザインやグラフィックデザインの方が、もしかすると遙かに社会性が要求されるのではと思う。そこを自覚せず、社会性を意識しなかったり、デザインの論理化ができないのはイタイ。デザインとは行為そのものなのだから。

ナガオカ氏曰く「だめなデザイナーがほんっとにたっくさんいる」。昨今のメディアに扇動されるデザイン流行りに大いに危機感を感じている。

デザインとは誰のものか、誰もがもいっかい考えないと。きっと難しい話じゃないはず。デザインは何なのか、っていうのは難しいけど。
日記 | permalink | comments(0) | trackbacks(0)

透明

本も開きっぱなしで、テレビも付けっぱなしで、電気も付けっぱなしでどうやら2時間ぐらい寝てしまったみたい。まぁ昨日の睡眠時間とか考えるとしょうがない。なんか、こう疲れてるナァ。
目覚めると小田和正がテレビの中で歌ってた。
小田和正
『風のようにうたが流れていた』という番組らしい。高音でサラリとのびる彼の声は、まさに“透明”というコトバが相応しいと思う。聴き流す、と、聴き入る、のちょうど中間ぐらいで聴ける感じがして心地良いナァと。自分もこんな風に歌えたら、どれほど幸せだろう。

思わず最後まで見ちゃったんだけど、この番組良いなぁ。一人称で自分の音楽人生を色んなゲストを交えながら、もちろんその時々の楽曲をカヴァーしながら進行していく。全然飾らなくて、とても正直。
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BGM

いや、音楽のカテゴリに入れる程でもないんだけど。息抜き日記。

いつもパソコンに向かって作業中は、たいがいデスクトップの右下にiTunesおいて、ヘッドフォンして結構な音量で音楽聴きながら。こんな感じで右下に常備↓
デスクトップ
で、僕の場合聴いてる時間の半分ぐらいは全曲シャッフル再生で。そういえばこんなのも入ってたなぁ的発掘があるので楽しい。

でもね、いきなりオーレン石井(ルーシー・リュウ)が大声で「この○ックヤロウ」とかいうのにはさすがにびっくりですよ。
オーレン石井
スピーカーだったらどうするのかと。「キルビル」のサントラが入ってるからなんだけど。ちょっと勘弁して欲しい。
でも、シャッフル再生なのに、なんとなく曲のつながりが気持ちよかったりすると、「おっ!」って思ったりもするもので。そんな僕のライブラリには懐メロからJポップ、洋ポップ、ハウス、プログレ、ドラムンベースに渋谷系からビートルズまで、全く趣味趣向の見えないラインナップ。

こんなハプニングさえも愛おしい今日この頃です。
音楽 | permalink | comments(2) | trackbacks(0)

環境と感覚と

それまでは、音楽聴きながら自転車に乗ったり街を歩いたりすることは滅多になかった。耳がふさがることに少なからず恐怖感があったし、その恐怖感はその場所の音を聞き取れないことでその場所の空気感や意味を取りこぼしてしまいそうな感覚があったからだ。

iPodを買ってから、ちょくちょく音楽を聴きながら出かけるようになった。で、気付いたんだけど、音楽を聴きながら見る都市っていうのは、また全く違った環境として僕の前に立ち現れてくるみたいだ。それは単に一つの感覚を断ち切ってしまう、ということとはちょっと違う。ビッグビートが刻むリズムに合わせて歩くことは、確かにそこにあるいくつかの情報を取りこぼすということなんだろうけども、いつもとはちょっと違った都市像を提供してくれる。

歩くという行為は、足裏から伝わる感覚や目に見える景色だけを頼りにしているのではない。僕たちは環境に満ちているさまざまな情報を、視角・聴覚・触覚・嗅覚によってフルに利用して歩いているのだ。それぞれの感覚は独立したものではなくて、常に関係し、連続し、なおかつ不可分である。だから、聴覚という感覚を普段とは違ったものに入れ替えてしまうことによって、視角や嗅覚や触覚で感じるものもかわってしまう。

ギブソンや佐々木正人が論じるアフォーダンスの理論は、実は私たちのあらゆる行為は環境が提供してくれる意味(=アフォーダンス)に人間が何とか適応しようとしたからこそ可能だと説明する。アフォーダンスについての言説を眺めていると、自分の身体がいつも何気なく行っていることの無限の潜在的可能性に気付いて震撼する。僕たちはなんと豊かなで複雑な環境を与えられて生きているのだろうと。
都市の風景
見慣れた風景にちょっとした感覚のズレを持ち込むと、世界はまるでかわって見える。それは現実世界がかわったのではなくて、環境の持つさまざまな意味の受け取り方が変わったということ。

研究中、ふと、思い出したこと。コーネリアスの強烈なステレオ感を感じながら殴り書き。
建築 | permalink | comments(2) | trackbacks(0)

昨日開けた石けんの箱。
牛乳石けん
どれが商品名だかわかんない。けど良い味出してます。

そんなことより牛のグラフィックが妙にリアルだ。最近のあっさり・すっきりなグラフィックデザインとかアイコン風なデザインとは違って“こってり“してる。グラフィックというよりも「絵」っていった方がしっくりくる。
フォントもバラバラだし、どことなく漂うレトロ感ってこういうところからくるものなのかなぁ。

「合理化」とか「簡略化」じゃなくて、単なる「簡単化」なものはちょっと待て、と。色々ある中から敢えてそれを選んでるのなら良いんだけど、最初からそれしかないっていうのはなんだか危ういぞ、と、牛を見ながら自分への忠告。
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お水

バイオリズムが落ち込んでるときは何かとうまく回らない。今日もタイミング悪く、手からスルリと逃げてしまったものが。行き場のない物欲は「何か欲しい」っていう意味不明な方向へ。この状態が一番危ういので、とりあえずミネラルウォーターなんぞを買ってみた。
ティナント
Ty Nant(ティナント):英国・ウェールズ地方原産。
いや、水を買ったというか水入りのボトルを買ったという方が良いですか。水がまさに流れ落ちようとしているその瞬間を固めてしまったようなボトルはロス・ラブグローブのデザイン。ボトルと水の境界がとても曖昧で一体的。こういうもののライン一本一本がどうやって決まってるんだろうとか想像するとドキドキしてしまう。

形そのものがまさに意味を持っているすごく饒舌なデザイン。でも嫌味じゃない。もはやラベルとか商品名さえも必要ないんじゃ…と感じさせるほど、しっかりとしたアイデンティティを持っている。それでいてきっちり握りやすい。

屈折によって歪む光と向こうに見える景色は、このボトル以上にとても印象的。
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やわらか

キリンから新しく出た発泡酒「やわらか」を飲んでみる。
やわらか
パッケージ・デザインがとても和やかだ。そして優しい。ひらがなってことで、明治の「おいしい牛乳」とバチッと繋がったんだけど、調べてみたらやっぱり佐藤卓さんのデザインだそう。「おいしい牛乳」とは方向性とはまるで違うのだけれど。明朝体と楷書体のあいのこみたいな、流麗な“かな”使い、テキストだけのシンプルさ、それがこれだけの表現になるんだ。行間の開け方とフォントサイズが絶妙なんだろうなぁ。

「かなは曲線的で美しく、優しい印象を与える文字。やわらかい口当たりという商品特性を素直に打ち出したかった。どちらかと言えば物静か。重いか軽いかといったら軽い。今の売り場では逆にこういった方が存在感を出せる」とは佐藤卓さん本人談。日経デザイン「包装向上委員会」より。

絵になるグラフィックデザインに使えるは、なにもアルファベットだけじゃないのだ。海外には、カタチが良いという理由で、訳もわからず「の」が書いてある看板がいっぱいあると聞く。海外では訳もわからず漢字や仮名をタトゥにしてしまう人がいる。
ひらがなは、僕たち日本人独自の文化なんだ。オリエンタルなモノとしての表現だけでなく、こうしたベーシックな部分をしっかり見つめていけるようにいたいなぁ。

味は、というと、ちょっと久しぶりに飲んだからか辛め?という気がした。KW乳酸菌が入ってるらしい。さすがにそこまではわかりません。
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