以前
はさみを買ったのだけど、もう一つ必要になってしまったので、
林刃物を買った。
ステンレスはさみ。
かなり切れ長のプロポーション。
やっぱりこっちだな、と。前のサンスターのモノとは持ってるオーラが違う気がします。いや、オーラじゃなくてモノ自体の魅力というべきですね。ステンレスの磨き方とか、面取りとか、グリップの“バミ”の有無とか、もうほんとにちょっとしたことなんだろうと思うんですけど。
大量生産品ながら丁寧に作られているのかな。
この違いがなんだ、と言われれば、僕は(まだ)抽象的な言葉でしか応戦できませんが。
構成部品はたった3つ。本体のブレードが1対、グリップが1対、ネジ1つ。グリップも弾力のあるゴムで出来てるので簡単に分離できて、リサイクルに出すのも楽チン。これ以上部品数を少なくすることはほとんど無理だろうな。できるとしたら、それは今考えられているはさみとはまったく違ったカタチをした道具になるはずです。もしくは異素材の一体成形技術が実現するとか。金属が明確な境界面を持たずにいつのまにかゴムになってる、みたいな。(この場合、じゃぁ分別はどうするのだって問題が出てきますが…)それはそれで見てみたい。
この記事に対するコメント
普段は使いやすいんですけど、職場で腰に付けたポーチからサッっと出そうとすると、オフセットを逆に握ってしまう時があるんです。そういう場合は写真の様な対称の形の方が断然使いやすいなと思っています。
僕ももうそろそろ、ハサミを新しくしようと思っています。
このはさみはなんだかお箸みたいです。ものすごくシンプルなので、使い手が道具にちょっと擦り寄っていくことが必要。だからこそ使い勝手が良かったりするんですけどね。僕がエルゴノミクス・デザインが苦手なのは、使い手がそう持つことを強要される感じがするからかもしれません。はまると気持ちいいんですけどね。
ずいぶん昔の記事にコメントするのも申し訳ございませんが
弊社ハサミを気に入っていただいているご様子を嬉しく思い、コメントさせていただきました。
(PLUSさんのハサミも弊社のものです。)
と印字されていました。林刃物さんのものかなぁ・・・
わざわざコメントいただきほんとうにありがとうございます。現在アメリカ暮らしですが、こちらにも持って来ちゃいました。
うちの父親も昔から愛用しており、小さい頃、父のペン立てにあったハサミが格好良くて憧れていました。これからもずっとつ買い続けていきたいと思います。
>きしんさん
それまさに林刃物さんだと思います。