そういえばココに書くのを忘れてましたが、少し前に、公共空間のゴミ箱のリサーチをしておりまして。その時にネットで写真だけ見てたんだけど、それだけでは気づかなかったことに、実物を見て気づいた。
セントラルパークのゴミ箱。デザイナーは
Anthony Deen
パーク内に置かれているRobert MosesとKenneth Lynchがデザインしたアイコニックな
ベンチがモチーフ。
下半分は完全に同形状だけど、上面の開口部の大きさがゴミの種別によって違う。でも、プロペラ状の各パーツは共通で2パターンのみ。内側の固定高さを変えることで、投入口の内径が変化して、トラッシュとリサイクルの区分けするようにできてる。解説は
ココが詳しいです。まぁアメリカのリサイクル事情はこのぐらいの大雑把な感じがほとんどです。
惜しいのは、上部のパーツがやっぱり完全には共通化できていないこと。うーん、惜しい。
色も変えているので、この仕組みがどの程度イニシャルコストに効いているのかはわからないけれど、部分的に壊れたりへこんだりしちゃったときのメンテナンスはしやす。一番コストのかかるであろう収集の人件費を軽減できるようなデザインにはなってないかなぁ、まぁ50%ぐらいはいわゆるスタイリングの範疇かと思った次第です。
この記事に対するコメント
O・product、山中俊治さんのデザインですね。羨ましいです。