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ブルーグレイな日々とデザインのメモ帳
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Dia: Beacon

学生のころに訪れた分もカウントすると、マンハッタンにある美術館も色々と行きました。グッゲンハイム、メトロポリタン、MoMA、ニューミュージアム、等々。そのどれもが素晴らしいのだけど、今回行った場所はグランドセントラルから電車に揺られて1時間半ぐらい。Beaconという郊外の街にあるココでした。

Dia: Beacon

良いぞ良いぞ、と噂は聞いてたのだけど、期待をまったく裏切らない素晴らしい場所でした。電車が1時間に1本しかないにも関わらず、予定時間を2時間オーバーして滞在。

ナビスコの古い工場をリノベーションした美術館です。外観はなんてことないのだけど、中めくるめくモダンアートの世界。ところどころラフに残された”工場”感、フラットで広いフロア、のこぎり屋根から優しく差し込む自然光。作品自体はどれもサイトスペシフィックなものではないのだけど、だからこそなのか、リノベーションと現代アートは親和性が高いなぁとつくづく思う。作品があることで、その場所がその場所だけのものになる、と言えばいいのか。

中でも個人的に非常に印象的だったのは、Fred Sandbackの毛糸を使った作品群。ただの細い毛糸が、空間を規定する様は、非常にスタティックなんだけどスリリングで緊張感がバシバシと伝わってくる。あれはもう一度、いや何度でも見たいなぁ。

アメリカの美術館にしては珍しく、館内は写真撮影禁止、パブリックWi-Fiもありません。だから、その分鑑賞者は作品と対峙するしかなく、展示に対して集中することができる。それもなにか皮肉なんだけど。
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この記事に対するコメント

いいなー、行きたいなー。
木々で建築が隠れているのもいいなー。
きしん | 2014/12/17 1:15 PM
>きしんさん
いいですよ、ここ。機会がありましたらぜひ。
hash | 2014/12/18 8:03 AM
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