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ブルーグレイな日々とデザインのメモ帳

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考える

村上春樹の新刊を持って行こうかと思ったんだけど、ハードカバーの本ですら余計に思えるほどのウルトラライトな荷物量だったので、パス。随分前から“積ん読”状態だったこの本を、今回の旅に持って行くことにして。
「はじめて考えるときのように」文:野矢茂樹、絵:植田真

「“考える”ということを考える」という、まるで禅問答のような問いかけがテーマ。
哲学書、というと固く感じるけれど、口語体で話しかけるように書かれた文体と、なぜかいつもちょっとした脱線話が挟み込まれる不思議な本。本文と無関係な不思議なイラストと、茶色で刷られた(しかもなにげに2色刷)テキストと。なんとも、不思議な本。

これを読んだからといって、考えるっていうのがどういうことか理解できる、そういう内容ではない。哲学を分かったような気になる内容でもない。でも、ちょっとずつ、後半に読み進めるに従って、自分が考える時にヒントになるような考え方(「考え」頻出でスミマセン)の核心がさりげなく撒かれていて、個人的にハッとすることが多かった。

論理を有効に使う。
ことばを鍛える。
頭の外へ。

とかね、とくに。学生のころ、デザインの手法を「言語化」することを口酸っぱく言われたことが、今になってようやく自分なりに、腑に落ちた。
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この記事に対するコメント

先日、社内の試験を受けたのですが、あまりの不出来に撃沈でした。
日々いろんなことを、考えながら暮らしていかないといけないな・・・としみじみ思いました。
結果は散々でしたが、いい意味で刺激になったかも。
人は読んだ本を積み重ねて、その上に立った高さから世界をみるのでしょうね。
柊 | 2013/05/09 10:46 PM
>柊さん
それは残念でしたね…。
中学のときに(珍しく)猛勉強したテストで自分史上最低点を取って落ち込んでいるとき、担任が「がんばってもどうにもならないこともある」と、言ってくれて救われたことがあります。だからがんばらなくってもいいんだ、と勘違いしなかったのは、この担任の先生のおかげです。
hash | 2013/05/19 5:20 PM
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