HASH BLOG

ブルーグレイな日々とデザインのメモ帳

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5年10年

10年後の未来を見通すのは難しい。なぜらば、10年先も同じことを日常的にやる人は、この変化の激しい世の中にあってなかなかいないから。
でも5年くらい先の未来なら、すでに今もう一部の生活者の振るまいとして現れはじめてる。だから、5年ぐらい先の社会を見通すことが限界で、僕たちにできるのはそういうことなのだ、とSEEDATAの宮井さんは言う。


たしかにね、10年前からずっと続けてる習慣とか振る舞いって、なかなか思い浮かばない。いまは手元に欠かせない、ボクの持ち物も生活習慣も仕事の仕方もすっかり変えてしまったiPhoneだって、10年前はなかったのだから。

 

と、考えながらふと思いついた。このブログ、10年以上も前からやってたんだなぁと。
そんなことを考えながら、明日を見通す仕事をする日々。AXIS読みながら。

 

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2017

2017年のスタートも、こんな感じでした。

日々は寄せては返す、波のように。

 

こんな感じの日常が、いったいいつまで続くのだろうね、ボクももう若くはないのだけどさ。

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2016Review

ずっとYoutubeには上げっぱなしだった、2016年のふりかえり。こちらも毎年のおなじみの、100ちょっとのピースを1秒ちょっとずつで繋げるフォーマットで。

激動というか、どこにいたんでしょうかボク、って感じに仕上がっております。

いろんなことあったなぁ、なんて振り返ってる場合じゃないほど、今もいろんなことが起こってて楽しいです。

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再開

ブログを書かないまま、ずいぶんと長い時間が経ってしまいました。

 

無事帰国し、住まいも落ち着き、仕事も始め、なんだかんだと忙しくはしてますが、そろそろアウトプットしていかないとなぁと思いつつ、なかなか筆の進まない日々。うーん、なんというか、インプットが増えればアウトプットも増えるだろうって思ってたんだけど、僕の場合はそうでもないようで。入ってくる情報量が増えると、(特に新規情報の場合)それをどう処理していいかマゴマゴとしてしまうようで、アウトプットがままならない模様。

 

でもでもそろそろ、まとまらないままでも、アメリカで学んだ2年間をふりかえりつつ、自分の変化を認めつつ、僕の考える「デザインとは何か」をまた、書いていこうと今日決心しました。

 

というわけで、まだどれだけコンスタントに書いていけるか分かりませんが、ゆったりとしたペースでも、HASH BLOG再開します。(いや、休んでたっていう訳でもないんだけどね。)

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ブラジリア

年末にいったブラジリアの都市計画の衝撃といったらもうこれは筆舌に尽くしがたいというかなんというか。これまで僕が大変したどの都市とも異なる様相で、非常に楽しかった(そして疲れた)。

ユートピア思想が色濃く反映されたスーパースケール都市。1960年に設立、ゼロから作り上げられた都市だけあって、土着的・自然発生的な要素がほとんどない(少なくとも中心部には)。歩行者を意識した造りにはまったくなってなくて、都市の持つ機能は完全にブロック毎に振り分けがされてる。

そしてその中心部には、ナショナルミュージアムとカテドラルが。

設計した人、オスカーニー・マイヤー。

とくにミュージアムは、国立美術館というにはあまりにも規模が小さく空虚で、その立地も相まってさながら宗教施設のよう。
そうか、この都市は、この都市自体が、政治思想を強く主張するメディアとして機能しているのだ。それが今もなお”機能”しているかどうかは別として、強烈なメッセージを今も放ち続けているその強度は、忘れられない経験になりました。
建築 | permalink | comments(0) | trackbacks(0)

脅威

シャオミのプロダクトがほしいなぁ、なんて中国人の友達に話していたら、年末に買ってきてくれました。

Xiaomi Piston3

ホントはベリリウム振動板を使ってるPiston2がほしかったのだけど、どうやらモデルチェンジしたみたいで、公式ショップではもう手に入らないらしい。

まさにピストン型だったPiston2とは違って、デザイン自体ずいぶんコモディティ化した印象。だけどパッケージも丁寧にデザインされていて、ソニーのロゴが付いてたらソニーのプロダクトだって思っちゃうんじゃないかなと。ヘアライン仕上げっぽい部分は実はメタルじゃなくて樹脂で、ココはコスト優先という感じだけれど、コードはファブリックで包まれていて、しかもリモコン付(iPhoneでは使えないけど)。音質については詳しくないのであんまり多くを語れないけど今使ってるソニーのバランスド・アーマチュア型のイヤホンとは違う音、素人的には十分いい音が鳴ってると思います。

なにが脅威かというとその価格。これが11ドル(1,300円)ぐらいで手に入っちゃうこと。イヤホンも相当コモディティ化しちゃってるプロダクトだから、よほどのプロ用モデルであるか、ニッチな“好み”に応えるモデルでないかぎり特徴は出しにくい。去年うちの教授が言ってた「コモディティとは価格意外に差異を出すことが難しくなってしまうことだ」という一言が思い出されます。うーん、これは脅威だと思う。

と、ここまで書いてしばらく放置しておいた下書きを読み返して思ったのは、これからの僕たちはここに”体験”と”背景”を一緒くたにしてデザインという行為を行わないといけないんだろうなということ。例えばこの製品が環境に良くない製造方法や、厳しい労働環境で生産されているとしたら、もちろんそれは手放しで褒められたもんじゃない。数学の「近似」という概念は人類のひとつの大発明だと思う。フレームワークは大量で複雑な事象をシンプルに捉えるのにとても役に立ってきた。でもそのフレームワークの、ちょうど境界線上に乗っている事柄や、小さいけれども大切なモノまで捨ててしまってはいないだろうか。複雑なものを、複雑なままに具現化すること。建築家、アレハンドロ・アルヴェラの言葉を一部借りると、それがこれからのデザインに求められることだと思う。
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バッドデザイン

ふだんあんまりネガティブなことを書くのが好きではないのだけど、新年早々すみません。2本立て続けにダメなデザインのお話。

車のキー。

よくあるタイプのキーです。もはや定形のデザインと言っても良いぐらい、なんてことない。
でもこのボタン配置が実に曲者でして。赤い色したパニックボタンの位置が非常に悪くって、何回乗っても2回に1回ぐらいの頻度でブーブーブーブーと鳴らしてしまいます…。

いざという時に押しやすい場所にないとダメな機能だからお前が慣れろ、ということなのかも知れないけれど、これだけ日常的に押しちゃうと、オオカミ少年よろしくホントの有事の時にだれも気にしなくなりそう。
学んだコトがこといえば、「やってはいけないこと」が身近にあるということは、それだけでかなりのストレスなんだなぁということ。あぁこれはなんとかしたいなぁ。
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6s

アメリカに来てから1年5ヶ月で、はや4台目のスマートフォンとなりました。
iPhone 6s

Android、Windows Phoneとつかってみて、やっぱりiOSの使い心地が忘れられず、iPhone 5cのSIMフリーを買ってしばらく使ってたんだけど、いろいろ考えたあげく結局SIMフリーのiPhone 6sを購入。

動作はずいぶんとスムーズになってゴキゲンなんだけど、どうしても6sのデザインは好きになれないでいます。明らかにApple Watchの系譜で、これまでの実用的なハイスペックマシン然とした印象から、煌びやかな贅沢品という面持ち。

なんでだか出っ張っちゃったカメラのレンズ、背面をぷつぷつと分割してるプラスチックのフレーム、電源ボタンを押そうと本体を握るとボリュームボタンを押しちゃう、3D Touchはまだ使ったことがない…などなど。

丸みを帯びた本体も握り心地はいいだんけど、以前使ってた5sみたいにiPhoneを立てて置くことができないのも僕にとってはマイナスかな。5sの形状は、タイムラプスとかテーブルの上で撮るときなんか便利だったんだよなぁ。
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謹賀新年

遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
更新滞り気味ではありますが、本年も何とぞよろしくお願い致します。
毎年恒例のあれ、毎年狙って海辺に行ってる訳ではないんですが今年も。
今年はブラジル、リオデジャネイロのコパカバーナにおりました。
2015年は日本の地を一度も踏むことなく、超特急で過ぎ去っていったなぁという感じ。アメリカにきてしばらく経って、慣れてきたかなぁと思っていたけどやっぱり体力も気力もずいぶん消耗します。その分、デザイン・シンキングの講義や企業とのコラボレーションも始まってこの身に染み込んできてることもずいぶん多いんだろうなぁと思ってます。いや今は、それを確認したり振り返ったりしてる時間が勿体ない。
もう少し、あと少し。この歳になってちょっと恥ずかしい気もしますけど、思い切り前だけを見て走りきりたいと思います。
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ファイトクラブ

ひょんなことから映画「Fight Club」をまた見たくなりまして。


思えば最初に見たのは高校生の頃で、初めて「おひとりさま」で映画を見た、という意味で個人的に思い入れのある映画だったりします。(そしてなんとその映画館で同級生の女の子がバイトしてて、おひとりさまを目撃されるという恥ずかしい思い出付き)

時折CGが入るデビット・フィンチャーの映像のかっこよさに目を奪われて、ストーリーがこんなにもクールな現代消費社会への批判に満ちていたなんて考えもしなかったなぁ。その当時は、訳も分からずに見ていた感あり。

今回は英語に英語字幕で見たので、そういう意味でも感じ方が違ったのかも。どんなものでもやっぱり訳者の意志や意志が入ってしまうものだから、オリジナルの言語で理解するっていうのは大切なことなのかも。まぁそこにもやっぱり「わたし」という解釈者が、言語と思想という面の2重で存在するので厄介なのには替わり無いけれど。

The things you own end up owing you. But do what you like, man.

シンプルだけど、痛烈な批判を含んだこのセリフが、やっぱりいいなぁ。
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