HASH BLOG

ブルーグレイな日々とデザインのメモ帳

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サラウンド

大阪城ホールでライブなんて、実は初めてで。

メジャーデビュー6年目を迎えたサカナクションのライブを、まさかこんな大きい会場でみられるとは思ってもいなかった6年前です。
SAKANAQUARIUM 2013 "sakanakution"

幕張メッセまでの規模ではないのだけれど、このツアーで幕張・大阪城だけがサラウンドシステムを使ってのライブ。通常はステージ脇に設置される2面のスピーカーから音が出るのだけど、サラウンドでは会場全体にスピーカーがちりばめられて、立体感と“すぐそこから聞こえる感”がすごいのです。

クリエイティビティと規模はまったくの無関係。でも、大きい会場と、たくさんの予算と、たくさんのスタッフと。それがないと、できないことがある。

最後のMCで、「それぞれの場面に合わせて、まじめに闘っていきます」と宣言したサカナクションが、心強く思えた夜。
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ファイナル

2011年を振り返るにはまだ早いけれども。

今年は社会人になってから、一番たくさんオンガクを聴いてる気がする。なんとなく、ではなく、積極的に。

サカナクションのツアーファイナル、京都まで。
KBS京都ホール。
会場のステンドグラスが素晴らしく、メンバーの計らいもあって、最後だけ写真OKなのでした。

いろいろあった2011年の、1つの区切り。
音楽を聴く機会が増えたのは、やることが山積していて、そんな中でも手軽に楽しめるのが音楽だった、ということなのかもしれないけれど。不安定な環境の中で、無意識に、心の拠り所を求めてたのかもなぁと思ったりもします。まぁそんな、センチメンタルなものでもないか。

メジャーデビューの頃から、ふとしたきっかけで聴き始めた彼らの楽曲。同時代的で、ジャンルレスで、実際に同世代で、不安げで弱っちくて時に後ろ向きで、でもウソがないところが好きです。

「戦略さえも表現に。」
ボーカルの山口一郎氏が、最後のMCで言いました。力強い、ひとこと。
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SLS

夏の風物詩、フェス。

すっかり日本でも市民権を得て、7月あたりからは毎週末日本のどこかでフェスやってる。都市型の手軽さも良いけれど、自然の中で音に包まれる体験っていうのも新鮮で、ここ数年は毎年どこかに行ってます。

で、今年は山中湖へ。
SWEET LOVE SHOWER 2011

いやぁ、見事な雨っぷり。気温はちょっと肌寒いぐらい。始まりから終わりまでがっつり降り止まず、レインウェアのお世話になりっぱなし。ゴアテックスのトレッキングシューズも、最後には耐えきれず浸水。

でもまぁ、こんなのも。たまにはあっても良いよね。
寒くったって雨降りだって、外で飲むビールは美味いし、岡村ちゃんも、YOUR SONG IS GOODも、木村カエラも最高だもの。
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雨フェス

土砂降りの週末には音楽を。

台風が近づいてるにもかかわらず、春フェスに出かけるのでした。レインウェア着て、レインハットかぶって、ザックにはカバーつけて、iPhoneは防水パックに入れて。
雨対策は万全に。けれどもまぁ、びしょ濡れ。チケットもへにょへにょ。
Springfields 大阪編 @大阪城野外音楽堂。
ゲストは細野晴臣、SPECIAL OTHERS、向井秀徳、LITTLE CREATURES。

雨のおかげもあって、しっとりした1日。
5時間もの間、止むことなく空からのシャワーと、音のシャワーとを身体に浴びる体験。ボクに当たってはじける雨音を、奏でられる音楽が上書きしていく。その両方に包まれて、なんだか頭の中は妙にフラットになって、最近起こったいろんなことをリセット。生ビールを雨水で割ったカクテル飲みながら。
お目当てだったスペアザが、意外にさらっと終わったのも、良かったのかも。

普段は、濡れてないことがデフォルトなので、雨は憂鬱の対象。でも、濡れてることが当たり前になると、雨もまぁ、イヤじゃない。

ライブのMCで、向井秀徳は言いました。「雨の概念を変えましょう」と。

偶然にも今日のNHK ETV特集は「細野晴臣 音楽の軌跡」。昨日聴いた優しい音楽のルーツを思い返す、幸福で複雑な時間になりました。
細野さんは「放射能」(原曲はKraftwerkの「Radio Activity」)って曲を、アコースティックで演ってくれて。みんな、どう受け止めればいいか戸惑っていたようにも思えたし、ボクもそうだった。けど、そこで思考停止しちゃいけないんだなって、そう、思います。

イイ余韻、日曜日。
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オンガク

ずいぶん前にYouTubeでみつけてツイートしたのだけど、どうしても忘れたくなくて、ブログにもエントリーしておこうと思います。

本当にすばらしい演奏です。音が押し寄せてくる。 

シモンボリバル・ユース・オーケストラ「マンボ」

「音楽ってさ、音を楽しむって書くでしょ?」

この言葉を聞いたのは、僕が大好きなドラマ「ロングバケーション」で。主人公である瀬名秀俊(木村拓哉)が、音楽教室の生徒である斉藤貴子(広末涼子)に向かって言ったのでした。

そして、セリフはこう続きます。

「僕たちは譜面を写す機械じゃなくて、表現者なんだ。」

そう。僕たちは、表現者なんだ。
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ライブ感

金曜の夜はハイネケン飲みながら。

思い返すと、サカナクションを初めて体験したのは、高架下の小さなライブハウスだった。まだワンマンでもなくて、お客さんもまばら。それが今日は、なんばハッチ満員なんだから。

打込みっぽい音楽を、あえてバンドでやる。
初めて聴いた時からサカナに感じていたのは、自由さと開き直りと、そしてハラハラ感。
こないだのUstもそう。ちょうどいい違和感をもって、時代にフィットしてる。今日のライブでまたそれを再確認したのでした。
ステージから、客席を激写。の1枚。(画像処理しています)

この日はなんと、ステージからライブでツイート。ヴォーカルの山口さん、ステージでおもむろにiPhoneとりだして、写真とって、その場で。アカウントをフォローすると、ほんとにライブ時間中にポストされているのがわかります。
こういうところも“らしい”なぁと思えるライブ。

生音と電子音。デジタルとアナログ。ライブとネット。リアルとバーチャル。どっちが良いか、とかどっちが悪いかとかじゃなく、どっちもやればイイという姿勢。
あとは、好きという気持ち。

その後、福太郎でとん平焼き・ネギ焼き・お好み焼き。
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ペズモク

半年ほど、日常生活にぽっかりあいてしまった穴を埋めるべく。
最近音楽づいてるボクです。

生で聴きたい。そう思ったらもう迷わずに。
いろいろあったバンドだけど、そんなことはまぁ置いといてって言えるほど、エネルギッシュなライブでした。なんせ曲順の構成が見事で。
Pe'zmoku 秋の夜長の大作戦 @クラブクアトロ

ライブ終わりは箕面ビールとワインで乾杯。

活動休止前のラストライブ。予告通り全曲演奏。膝がガクガク、耳がキンキンしております。
ボクは全然音楽ができない人なんだけど、ほんとに音楽ができない人でよかったと、最近思うのでした。スズモクさんみたい歌がうまいとね、気持ちよくってどこでも歌っちゃうじゃないですか、きっと。
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モンバス

何回目だかの誕生日は、朝早くからバスに乗ってお出かけ。
今年初参戦のフェスは香川にて。
国営讃岐まんのう公園の芝生広場、とビール。

大きすぎず、小さすぎず。横並びの2つのステージと、一面芝生のきれいな公園。まわりにはたくさん小高い丘があって、みんな思い思いにシート敷いたりパラソル立てたり。

燦々と降り注ぐ太陽光、そよぐ風、響く音の振動。
なんとも気持ちのよい、風景と出来事。

なんとびっくり家族連れが多くってですねぇ。これもまた讃岐の土地柄でしょうか。
みんな優しいし。知らない人も、うちのシートで勝手に寝ていいよーとか言ってくれたり。郊外型フェス、素晴らしい。
時間も場所も、“思い思い”っていうコトバがぴったり。でもちゃんとパブリックな空間として成立していて。目的がちゃんと共有できているからかもしれないけれど、ココ最近なかった嬉しい空間と時間。

とってもピースフルなフェスなのでした。
来年は北海道行くかな、行けるかな。
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We love you.

 マッキー、なんてガラでもないんだけど、ある時期から時折反復して聞いている曲。iTunesのミュージックストアでPVまで買って。


ボクの中でこの曲は、かならずPVとセット。あたたかでにこやかなで、手跡の残るイラストが踊る映像が、じわっと染み込む。そんなPVがとってもイイ。


槇原敬之「WE LOVE YOU.」


オバマの“We”が意味するのは、United States、もしくはAmerican。でもこの曲の中でのマッキーの“We”は、自分を取り巻く環境のすべてを指します。相互浸透、的な。

そんな“We”が、「君のことを大事に思ってる」=ラヴ・ユーだなんて言ってくれたなら、言ってくれてると思えるなら、きっと明日もちょっとだけ心が軽くなるんじゃないかなぁ。


そっくりこのまま、NHKの「みんなのうた」で流したいね。そんなビデオ。

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ビルボ

はい、タイトルは眞鍋かをりさんのブログのパクリです。内容も、まぁ似たようなもんです。
眞鍋かをりのココだけの話、はいっつも読んでます。ブログの女王ですからね。

ビルボードライブ・オオサカへ初めて行ってきたのです。
ライブ前
Jazztronikのライブ。生の野崎良太さんは初めてでした。

たまにはこうやって落ち着いて座って、ビールと美味しい食事をもってライブってのもいいなぁ。その場でしか聞けない瞬間に出会えるから、クラブジャズはやっぱりライブで、がイイ。

バンドはシンセ&ピアノ、ベース、ドラム、トランペット&フルートの4人編成、に3人の女性ヴォーカル。
楽曲に合わせてヴォーカルが入れ替わる。主旋律を守りながら、それぞれが自分のパートを持って、ちょっとずつアレンジしながら、JAMでは自由に演奏し、アイコンタクトと演奏の“間”でコミュニケーションをとりながら、全体としての音楽をつくる。
そんなジャズバンドみたいな組織のあり方ってステキだなぁと思いました。

そういう組織って、理想だなぁ。
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