HASH BLOG

ブルーグレイな日々とデザインのメモ帳

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再開

ブログを書かないまま、ずいぶんと長い時間が経ってしまいました。

 

無事帰国し、住まいも落ち着き、仕事も始め、なんだかんだと忙しくはしてますが、そろそろアウトプットしていかないとなぁと思いつつ、なかなか筆の進まない日々。うーん、なんというか、インプットが増えればアウトプットも増えるだろうって思ってたんだけど、僕の場合はそうでもないようで。入ってくる情報量が増えると、(特に新規情報の場合)それをどう処理していいかマゴマゴとしてしまうようで、アウトプットがままならない模様。

 

でもでもそろそろ、まとまらないままでも、アメリカで学んだ2年間をふりかえりつつ、自分の変化を認めつつ、僕の考える「デザインとは何か」をまた、書いていこうと今日決心しました。

 

というわけで、まだどれだけコンスタントに書いていけるか分かりませんが、ゆったりとしたペースでも、HASH BLOG再開します。(いや、休んでたっていう訳でもないんだけどね。)

日記 | permalink | comments(2) | trackbacks(0)

ブラジリア

年末にいったブラジリアの都市計画の衝撃といったらもうこれは筆舌に尽くしがたいというかなんというか。これまで僕が大変したどの都市とも異なる様相で、非常に楽しかった(そして疲れた)。

ユートピア思想が色濃く反映されたスーパースケール都市。1960年に設立、ゼロから作り上げられた都市だけあって、土着的・自然発生的な要素がほとんどない(少なくとも中心部には)。歩行者を意識した造りにはまったくなってなくて、都市の持つ機能は完全にブロック毎に振り分けがされてる。

そしてその中心部には、ナショナルミュージアムとカテドラルが。

設計した人、オスカーニー・マイヤー。

とくにミュージアムは、国立美術館というにはあまりにも規模が小さく空虚で、その立地も相まってさながら宗教施設のよう。
そうか、この都市は、この都市自体が、政治思想を強く主張するメディアとして機能しているのだ。それが今もなお”機能”しているかどうかは別として、強烈なメッセージを今も放ち続けているその強度は、忘れられない経験になりました。
建築 | permalink | comments(0) | trackbacks(0)

脅威

シャオミのプロダクトがほしいなぁ、なんて中国人の友達に話していたら、年末に買ってきてくれました。

Xiaomi Piston3

ホントはベリリウム振動板を使ってるPiston2がほしかったのだけど、どうやらモデルチェンジしたみたいで、公式ショップではもう手に入らないらしい。

まさにピストン型だったPiston2とは違って、デザイン自体ずいぶんコモディティ化した印象。だけどパッケージも丁寧にデザインされていて、ソニーのロゴが付いてたらソニーのプロダクトだって思っちゃうんじゃないかなと。ヘアライン仕上げっぽい部分は実はメタルじゃなくて樹脂で、ココはコスト優先という感じだけれど、コードはファブリックで包まれていて、しかもリモコン付(iPhoneでは使えないけど)。音質については詳しくないのであんまり多くを語れないけど今使ってるソニーのバランスド・アーマチュア型のイヤホンとは違う音、素人的には十分いい音が鳴ってると思います。

なにが脅威かというとその価格。これが11ドル(1,300円)ぐらいで手に入っちゃうこと。イヤホンも相当コモディティ化しちゃってるプロダクトだから、よほどのプロ用モデルであるか、ニッチな“好み”に応えるモデルでないかぎり特徴は出しにくい。去年うちの教授が言ってた「コモディティとは価格意外に差異を出すことが難しくなってしまうことだ」という一言が思い出されます。うーん、これは脅威だと思う。

と、ここまで書いてしばらく放置しておいた下書きを読み返して思ったのは、これからの僕たちはここに”体験”と”背景”を一緒くたにしてデザインという行為を行わないといけないんだろうなということ。例えばこの製品が環境に良くない製造方法や、厳しい労働環境で生産されているとしたら、もちろんそれは手放しで褒められたもんじゃない。数学の「近似」という概念は人類のひとつの大発明だと思う。フレームワークは大量で複雑な事象をシンプルに捉えるのにとても役に立ってきた。でもそのフレームワークの、ちょうど境界線上に乗っている事柄や、小さいけれども大切なモノまで捨ててしまってはいないだろうか。複雑なものを、複雑なままに具現化すること。建築家、アレハンドロ・アルヴェラの言葉を一部借りると、それがこれからのデザインに求められることだと思う。
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バッドデザイン

ふだんあんまりネガティブなことを書くのが好きではないのだけど、新年早々すみません。2本立て続けにダメなデザインのお話。

車のキー。

よくあるタイプのキーです。もはや定形のデザインと言っても良いぐらい、なんてことない。
でもこのボタン配置が実に曲者でして。赤い色したパニックボタンの位置が非常に悪くって、何回乗っても2回に1回ぐらいの頻度でブーブーブーブーと鳴らしてしまいます…。

いざという時に押しやすい場所にないとダメな機能だからお前が慣れろ、ということなのかも知れないけれど、これだけ日常的に押しちゃうと、オオカミ少年よろしくホントの有事の時にだれも気にしなくなりそう。
学んだコトがこといえば、「やってはいけないこと」が身近にあるということは、それだけでかなりのストレスなんだなぁということ。あぁこれはなんとかしたいなぁ。
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6s

アメリカに来てから1年5ヶ月で、はや4台目のスマートフォンとなりました。
iPhone 6s

Android、Windows Phoneとつかってみて、やっぱりiOSの使い心地が忘れられず、iPhone 5cのSIMフリーを買ってしばらく使ってたんだけど、いろいろ考えたあげく結局SIMフリーのiPhone 6sを購入。

動作はずいぶんとスムーズになってゴキゲンなんだけど、どうしても6sのデザインは好きになれないでいます。明らかにApple Watchの系譜で、これまでの実用的なハイスペックマシン然とした印象から、煌びやかな贅沢品という面持ち。

なんでだか出っ張っちゃったカメラのレンズ、背面をぷつぷつと分割してるプラスチックのフレーム、電源ボタンを押そうと本体を握るとボリュームボタンを押しちゃう、3D Touchはまだ使ったことがない…などなど。

丸みを帯びた本体も握り心地はいいだんけど、以前使ってた5sみたいにiPhoneを立てて置くことができないのも僕にとってはマイナスかな。5sの形状は、タイムラプスとかテーブルの上で撮るときなんか便利だったんだよなぁ。
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謹賀新年

遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
更新滞り気味ではありますが、本年も何とぞよろしくお願い致します。
毎年恒例のあれ、毎年狙って海辺に行ってる訳ではないんですが今年も。
今年はブラジル、リオデジャネイロのコパカバーナにおりました。
2015年は日本の地を一度も踏むことなく、超特急で過ぎ去っていったなぁという感じ。アメリカにきてしばらく経って、慣れてきたかなぁと思っていたけどやっぱり体力も気力もずいぶん消耗します。その分、デザイン・シンキングの講義や企業とのコラボレーションも始まってこの身に染み込んできてることもずいぶん多いんだろうなぁと思ってます。いや今は、それを確認したり振り返ったりしてる時間が勿体ない。
もう少し、あと少し。この歳になってちょっと恥ずかしい気もしますけど、思い切り前だけを見て走りきりたいと思います。
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ファイトクラブ

ひょんなことから映画「Fight Club」をまた見たくなりまして。


思えば最初に見たのは高校生の頃で、初めて「おひとりさま」で映画を見た、という意味で個人的に思い入れのある映画だったりします。(そしてなんとその映画館で同級生の女の子がバイトしてて、おひとりさまを目撃されるという恥ずかしい思い出付き)

時折CGが入るデビット・フィンチャーの映像のかっこよさに目を奪われて、ストーリーがこんなにもクールな現代消費社会への批判に満ちていたなんて考えもしなかったなぁ。その当時は、訳も分からずに見ていた感あり。

今回は英語に英語字幕で見たので、そういう意味でも感じ方が違ったのかも。どんなものでもやっぱり訳者の意志や意志が入ってしまうものだから、オリジナルの言語で理解するっていうのは大切なことなのかも。まぁそこにもやっぱり「わたし」という解釈者が、言語と思想という面の2重で存在するので厄介なのには替わり無いけれど。

The things you own end up owing you. But do what you like, man.

シンプルだけど、痛烈な批判を含んだこのセリフが、やっぱりいいなぁ。
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思い思い

こちらもサンフランシスコ。
泊まってたミッション地区の近くに程よい大きさ(と言っても日本のソレと比べるとかなりデカい)があって。とある平日の5時くらい、公園そばにあるビール屋さんに行った時に見た光景がすごかった。

Mission Dolores Park

そこにいる人たちの“思い思い”っぷりといったら、もう。所狭しとすし詰め状態かと思いきや、それぞれがきちんと意図せずして程よい距離感を保ちながら、基本的にはみんな好き勝手やっている。そしてその密度、集合加減がハンパないわけです。
公共空間の使いこなし方、場所を他人と共有することに対する基本的な考え方が違うんだろうなぁ。日本のソレのような、恥じらいとか遠慮というものが(ほとんど、そしていい意味で)感じられない。
どちらがイイか、ということではなく、こういう使いこなし方もあるんだと気付かせてくれた場所。
これはもう都市公園のひとつの理想的な姿だなぁと思ったのでした。
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Fire TV Stick

Amazonは、日本にいた頃からかなりの頻度で使ってまして。プライム会員にもなってます。でもアメリカでは、プライムの急ぎ便でも2日かかります。(通常発送だったら1週間ぐらいかかる。)その代わり、と言いますか、プライム会員は追加料金なしで音楽のストリーミングが出来たり、インスタントビデオを見れたりします。年会費払っているので“無料”感ありますが、まぁ会費払っているのでその中に含まれてるってことでしょうか。

と、ここまで下書きしてほったらかしにしていたら、日本でもプライムビデオのサービスが開始することがアナウンスされてしまいました(笑

Amazon Fire TV stick / 39ドル、買ってみました。

テレビのHDMI端子にスティックを差すだけで、ふつうのテレビがスマートテレビに変身。アップルのApple TVとか、GoogleのChrome Castとかと同じ類いのモノですけど、さすがに後発だけあって操作感はかなり洗練されています(グラフィックが美しいとかそういう意味でなく)。

プラスチッキーなリモコンも、質感はないけれど、Bluetooth接続のおかげで使い勝手は良好。なんせテレビに向けなくても反応するのがよい。

これまでiTunesで管理してきた音楽だけはどうしようかと悩み中だけど、その他は既存のサービスとシームレスで繋がってありがたい。

テレビってなんだか不思議な立ち位置で。日常生活の中で、なんとなく点いてると安心するっていうのが僕にとってのテレビ。集中して食い入るように見るっていうのは、最近じゃちょっと無くなったかな。音楽もそれに近くって、音楽だけを集中して聴くっていう機会もほとんど無い気がする。それが趣味の人はまた違った楽しみ方をするのだろうけど、ほとんどの人が他の作業の背景で“聞こえている”っていう状況なんじゃないだろうか。僕はPCで作業する時間が長いので、音楽はPCで管理するのが相性が良い。

ではテレビは、ってなると、PCの画面は作業で占領されるので、PCとは非常に相性が悪い。。やっぱり他の画面で“流れている”のがちょうどいい。映画はリラックスしながら集中して見たいので、部屋の主役になる大きな画面で見るのがいい。
そう考えると、作業時以外、日常の中の音楽のことを考えると、実はPC以外の他の“家電”に預けてしまった方が便利なんじゃないか、とも思えてくる。

いろいろな利権と既存サービスとの融合が大きな課題になるのだろうけど、大局的なところを見極めながら上手く使いこなしていかないとなぁと思う次第です。
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Gravy

引っ越しをしまして。
前のアパートは築100年以上の地元では由緒ある建物で、リビングの変則的な平面と3面採光がかなり気に入ってたんだけど、これもまた経験か、と。新しいアパートは天井に照明のアタッチメントが一切ないので、いわゆる欧米風に(いや、まさにアメリカなんだけど)フロアランプやテーブルランプを準備しなくてはならず。

WalmartとかTargetで、適当に安いの見繕うかなぁと思いましたが、やっぱりデスクライトだけはちゃんとしたの買おうと。

Gravy / designed by Concept Inc,

木とアルミのコンビもいいのだけど、なんといってもこのプリミティブな構造。“お玉”のような台座部分と、“ひしゃく”みたいな本体部分を組み合わせ方は、アルミのフラットバーに開けられた穴に木の棒を突っ込んでるだけ。たったこれだけだけど、高さ方向を除く他2軸の調整はできるんだから十分。まぁこれだけ単純な機構だと、壊れないだろうし。
スイッチは光源の真ん中にタッチ式のが光量調整の機能と共に入ってて、パッと見た身はスイッチの居場所すらもわかりません。ヘッドは単純な円形の板のように見えるけれど、下面がわずかにナナメにカットされていて、照射面を広げる意図が見て取れます。

電気的な機能は“ひしゃく”の部分に集約されてるので、ここだけもってトーチのような使い方も出来るかも。(いや、しませんけどね)

単純明快で、素材も割とのんびりした感じの使い方だけど、立ち姿はすごくシュッとしていてギャップがイイ感じです。サイズ感がコンパクトな上に、高さ方向の調整ができないので、大きなデスクでガガガッと作業したい人には向きません。2013年に日本でGOOD DESIGN賞取ってるんだけど、日本では販売されてないみたいです。(PSEの関係かな?)
Check
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